こんにちは。

 

いがくまのブログです。

 

今日、コロナ騒動がもとで起こったマンション改修のお話を参考までに。。。

 

 

マンション改修とひとことに言っても、大規模修繕工事(主として建築工事)や

 

設備工事(主として給排水設備工事)など様々なものがあります。

 

関係するマンションの住戸内部の共用排水管の更新工事がコロナの影響で

 

延期となりました。古いタイプのマンションなのでトイレの排水用の共用竪管を

 

更新するためには、トイレ便器の後ろの壁を全て壊して配管を取り換える必要

 

があるのです。更新工事とは配管自体を新しくする工事で、思った以上に時間

 

と手間がかかる改修工事です。

 

そのため、組合の総会で「他人が住宅内部で改修作業する」ことが危険だという

 

決議になったのです。居住者の多くは「高齢者」であり、コロナにかかる可能性

 

が高いために工事関係者が頻繁に出入りすることに不安があるようでした。

 

 

災害や疫病があっても、「住まい」を維持管理していかねば住み続けることは

 

難しくなります。いずれにせよ、「住まい手」も「作り手」も大変な一年を過ごす

 

ことになりそうです。また、来年はオリンピック、素晴らしい祭典になることを

 

願っていますが、改修工事を間近に控えたマンション住民の方々にとっては、

 

工事を妨げる出来事が続くので、理事長さんのため息が聞こえてきそうですね。