最近よくみかけるルヴァン種。




てっきりパンに使う酵母の種類かと思いましたが、天然酵母のことを指すんですね。


天然酵母パンは昔から付加価値がありますが、正直天然酵母と他の酵母パンを食べ比べてもわかりません。



昔は天然酵母パンのほうがふっくらしたりしたそうですが、今やふっくらもちもちパンを作るのはどこのメーカーでもできますからね。




昔からといえば、焼き立てパンもまた産業革命前の時代から付加価値がありました。


富裕層は焼き立てパンを食べ、中間層は今日焼かれたパンを食べる。


貧困層は大きな硬いパンを買い、数日かけて食べるというものだったそうです。


バケットは長いし、食パンの一均が大きいのもそういうことです。



今や小振りなパンも安価で買うことが出来ますがら焼き立てパンを買うのは至難です。


近所のパン屋さんでも、焼き立てパンは手に入りません。


うちから最も近いパン屋さんは10時開店。


開店と同時なら焼き立ての温もりがありそうですが、お昼に食べるとしたら冷めてしまいます。


そのお店は食パンだけは焼き上がり時間を告知しているのですが、食パンかぁ。



10年以上前にはモーニングに+200円でパン食べ放題のお店があり、そちらは5種類ほどでしたが焼き立てが食べれました。


焼き立てパンに関しては現代に至っても付加価値の高い商品だと言えるでしょう。


温かいご飯、温かい麺は食べれても温かいパンは食べれないなんて…




お米だと昔は高級だった白米が安価で食べれるようになり、雑穀米や玄米のほうが高くなりました。


玄米のほうが手間かかってないのに高いのは流通量の違い?



パンも同じで昔は高級だった白いパンが安価で定番になり、黒いパン、つまり雑穀パンは高級になりました。


日本だけではなく、パンを主食とする国でも同じで、雑穀パンはパン屋でも売っていないほうが多くて、スーパーのパンコーナーにあったりするくらいなんだとか。


雑穀パンのほうが硬いから、口当たりとしては白いパンのほうがいいけれど、パンに色んな穀物が入っているから健康志向派としては雑穀パンが惹かれるのでしょう。




日本ではお馴染みのカレーパン。


あれはパンにパン粉をまぶすというパンが主食の国の人からすると、米に米粉をまぶしたライスコロッケみたいなイメージかと思われます。


揚げてあるパン自体は世界にたくさんありますが、無発酵揚げパンも多いです。


サモサみたいな感じ。


揚げパン系ならチュロスやドーナツも入りますので、ミスドは揚げパン屋?とも言えるのかな。




ある動画によると、アメリカのある州でgoogleレビューの評価が一番高いパン屋さんは日本のパン屋さんなんだそうです。


日本人が経営する日本人が言ったら、あるあるな日本のパン屋さんです。


パンダの形をしたクリームパンやメロンパン、カレーパンやアンパンもあります。


アメリカでもよく見かけるのでは?というパンもここでは大人気。


スーパーで売っているパンの3 倍もするというから、いいお値段だと言うけれど、何がそんなに違うのでしょう?


まず食パンはすんごいふんわり。


ドイツやフランスのパンのように固めが多い中、ここのは引っ張ると少し伸びるような生地です。


日本ではそういう食パンあるパン屋さんありそうと思うのですが、アメリカではそのふんわり感が存在しません。


それでいてロールパンはもっちりしている。



フルーツが乗った四角いパイも凄いそうです。


それは他のアメリカのパン屋にもある商品なのですが、日本のパン屋はパイ生地がサクサクで、ナイフでカットしたときに音がするくらい。


アメリカのほうがしなっとしています。


そしてフルーツはジャムの甘さが控え目になっていて、フルーティー感強め。


フルーツのフレッシュ感がパンで味わえるなんて最高だ!と言われていましたが、フルーツもりもりのパイでフルーティー感じないって、それはジャムパンなのでは?


アヲハタのまるごと果実をのっけみる?




パンでもそんなに日本って違うんだなと感じる動画の紹介にしては、めちゃくちゃ前置きが長くなりました。