まんまと策略にハマっています。




あるスーパーの販売戦略で、178円の商品を5/1から195円に値上げしますと、店頭で告知します。


値上がり率で行くと10%なのですが、すでに10%も値上げすることに驚かなくなってきていますね。



で、値上げしてから少しして、その商品を10%値引きセールをするんです。


つまり178円で販売します。


そうすると、4月まで同じ価格で売っていたけれど、そのときよりももっと多く売れるんだそうです。



卸売価格が上がっていないから本当は値上げしなくてもいいタイミングで値上げしてから、販売強化とか今月の推しとか色々な名目をつけて、値上げした価格分をセールで下げると、ガンガン売れて、スーパーはウハウハというものです。




はい、確かに思いっきり自分はハマっています。


ネットだとそういった安売り戦略には乗っからないのに、スーパーだとあっさり乗っかかります。


20%や30%の値引きシールを貼られていると、目を奪われますね。


たぶん絶世の美女よりも目を奪われると思います。



まぁ実際にその値引きした価格が、近隣スーパーの価格よりも安くないと上手く行かないのでしょうが、それさえ出来ていれば、少なくとも自分はホイホイ引っかかりますね。


賞味期限間近の値引き品とかももちろん大歓迎で引っかかりますが、何か最近そういうのが多いのか加工食品買い過ぎている気がします。



元々衝動買いの半数以上はそういった商品なのですが、今年度になってからはほぼそれで、さらに言えば衝動買いによる食費も微増な気がします。



今後は衝動買い減らしたいけど、そういった誘惑に抗えるかは自信がありません。




ちなみにネットだと引っかからないのはそもそもの定価を高額に釣り上げられるからです。


例えばネットでは自社開発した酸素水として、500ml1000円の定価にすることができてしまいます。


そもそも酸素水ブームは終わっているから売れるかはさておき、スーパーでならそんな価格設定は売れません。


で、ネットならそこから90%オフ!とやって、500ml100円で販売して、実際に売れてしまいます。


スーパーで90%引きセールしていたら胡散臭くないですか?


まぁ90%はネットでもあまり見かけませんが、50%オフならこの動画を見た人だけ、この広告からアクセスした人だけ、とか言って、年中半額で販売していたりしますね。


酷い会社になると、自社サイトで50%オフにしている価格で、楽天市場とかでは同じ価格で売っていたりしますね。



トップバリュが158円で売っているものを、値上げと称して316円にして、半額セールされたら逆にトップバリュへの信頼が損なわれ、むしろ怪しさを感じてしまうでしょう。



値下げは歓迎される一方で、値下げしすぎはブランド価値を下げ、商品への信頼感も損なわれるということです。


半額まで値を下げていいのは、期限の短い食品だけってことですね。