貝印とは刃物の街である岐阜県関市を代表する刃物メーカーです。
そんな貝印のプレミアム爪切りを買ってみました。
これまでは百均爪切りしか使ったことがなかったのですが、百均爪切りは切れ味が鈍くなると爪への負担がかなり大きくなり、バリ等酷くなるとのこと。
斬れない包丁と切れ味抜群の包丁なら食材の断面や調味料との絡み具合にも影響するように、爪切りも多少はいいものにしたほうがいいか、百均なら2年程度で爪切りを買い替えたほうがいいようです。
爪切りと言えば、同じく刃物の街の新潟県三条市の諏訪田製作所、関市のグリーンベル、関市の貝印が主要メーカーです。
刃物で言えば諏訪田と貝印を知っていたので、この2社から探したのですが、諏訪田のはお値段も高めでニッパー型が主流です。
貝印はニッパー型もありますが、通常の爪切りでも選択肢の幅があったので、貝印からチョイス。
名刀の極みとか刀匠関孫六の伝統とかプレミアム爪切りという謳い文句から選んだ爪切りがこちら!
見た目じゃ良し悪しなんてわかりませんよね。
オンラインショップやハンズで1540円のプレミアムな爪切りなので期待大です。
そんなに伸びていなかったけど、開封してすぐに爪切り。
切れ味は抜群です。
しかし、買ってきて最初なら百均の爪切りだって切れ味はいいです。
その違いはと言うと、パチンという音がしません。
足の親指以外はサクッと音もなく切れていきます。
切った爪を触ると、ザラっとするのでやすりは必要ですが、これまでの使い込まれた百均爪切りとはカット断面が手触りでわかるくらい違いました。
さすがはプレミアムな爪切り。
と、頷きながらやすりをかけようとしたら、えー!
爪ストッパーのサイドにやすりがあるのですが、写真じゃわかりにくいけど、やすりがストッパーに埋もれているんです。
0.5mm程度ですが埋もれているせいで、切った後のやすりかけづらい!
足に至ってはやすりがかけられません。
結局、これまでの百均爪切りはやすり用として残すことに。
確かに刃物の街で育った企業だから、切れ味以外はウリにならないよね〜、ってこんなに使いづらいのにプレミアム名乗られたら、正直名前負けと言わざる得ません。
これで良かったら、次に買い換えるときは更に高価格なのにしようかなと思ったけど、これなら百均爪切りをこまめに買い換えていくほうがいいのかも?
ニッパー式爪切りは全体的に高価格ですが、形が異なるから使い心地が全くわからないし、それでいて高価格となると、お試ししないと手を出せませんね。