献血の問診の中に心電図検査の有無があります。




一年以内に心電図検査しているかどうかという質問です。


自分は今自治体様の国保加入者なので、年に一度、自治体が指定する健康診断を受けているのですが、それには心電図検査がありません。


なので、一年以上心電図検査していないのですが、この質問をNOにしたままでも、医師の問診で何ら指摘されません。



その為、なぜこの質問があるのか調べてみました。




まず、心電図検査が必要なのは、40歳になってから最初の成分献血であること。


次に40歳以上で年に一度、心電図検査をしていることが必要みたいです。


つまり、自分も40歳になったら心電図検査が必要になります。



なお、必要な人は献血ルームで心電図検査が出来ます。




成分献血でなぜ心電図検査が必要なのか。


成分献血は血を抜いてから機械の中で、血液中の特定の成分を分離し、残りの赤血球とかは体内に戻されます。


なので体への負担が少ないので、全血が3ヶ月に一度なのに対して、成分献血は最短2週間で出来ます。



成分献血は血を抜くと戻すを3~4回繰り返します。


血を抜けば血圧が下がり、血を戻せば血圧は上がるわけです。


その速さはその時の献血者の体調に合わせて調整されますが、血が出入りする為、心臓に多少なりとも負担がかかるから心電図検査が必要なのかなと思われます。



そう言われると、心臓への負担ということで心配されるかもしれませんが、健常者であれば体感するような負担はありません。


採血後血圧や脈拍にも異常数値が出るのは、大抵寝不足やら空腹といったことのほうが影響出ます。



なので、健常者であれば心臓への負担は気にしなくても大丈夫です。


ただ、他の質問でもありますが、階段を上るとすぐ息切れするとかは、心電図検査で異常がなくても注意が必要となります。



まぁ、そういう質問にYESならたぶん献血は出来ないかと思いますが。


万が一体調崩されるような方への協力はしないでしょうからね。