昨晩、お陰さまで私のお腹の中の小さな心音を確認することができました。
この何日か、吐き気がピタッと止まり「ひょっとして、赤ちゃんは育ってないのでは?」と
とてもネガティブな気持ちでクリニックへ向かいました。
クリニックへ行くのがこんなに嫌だったのは初めてです。
おまけに金曜の夜でめっちゃくちゃ混んでいて、待ち時間の長さで益々不安に・・・。
私のクリニックは内診を流れ作業のように行います。
患者は4つあるうちの一つの控え室に入り、先生が前の人の内診をしている間に服を脱いで待機します。
仕切りのある部屋で待機して、呼ばれたら前へ進み台に乗り診て貰う。
壁はあるけど集団面接みたいな。
患者が脱ぎ着している間に先生がボーっと待つロスタイムが無く、効率よく診察が出来るのですが、
自分の前後の方の内診の様子が声で何となく分かってしまうという欠点が。
そんな訳で、私のエコーにくっきりと胎児らしきが映っていても、先生は多くを口にしません。
「これです。分かりますか?問題ないと思います。」
どれが心臓か、それが頭か? 分からんまま内診終了。
その後に、診察室でじっくりこれが頭でこのあたりが手足です。と、説明をして頂きました。
赤ちゃんは12mm。大きさから7週と6日だそうで。
「ご卒業です。」と笑顔で産院への紹介状を下さいました。
嬉しいという感情よりも、驚いたという気持ちでした。
きっとそんな顔をしていたんでしょう。先生が??という顔をして不安だった私の話を聞いてくれました。
その後に看護師さんと一対一でこれからの説明と、心温まる祝福の言葉を頂き。 泣きそうでした。
いい先生・いい看護師さんに出会えて本当に良かった。
この人達に支えられて授かった命なんだなと改めて感謝しました。
帰りの電車でクリニックから頂いた書類を見ていると、先生からの祝福の手紙が入っていました。
(文章は印刷だったけど、結びに直筆メッセージ入りでした)