事の経緯

 

 

これから書くことは、実際に起きたことです。
皆様をがっかりさせてしまったり、悲しい思いをさせてしまうかもしれませんが嘘偽りなく書かせて頂きますのでご了承ください。
 

事が起きたのは、去年12月24日の福岡遠征です。
 

主な登場人物は
 

マネージャー武田さん
武田さんの弟
 

です。
 

その日のイベント終わり

メンバーとマネージャー陣でご飯を食べに行った後マネージャー武田さんの弟から連絡が来て全員で飲みに行く事になりました。
飲みにいった後一旦解散をしてメンバー2人からお誘い頂き、まほ含めたメンバー3人、武田さん、武田さんの弟とクラブに行きました。
そこで、武田さんの弟に
「兄貴(武田さん)に内緒でLINE交換しよ」と声をかけられました。
一緒に飲みに行っていたメンバー2人も彼の連絡先を知っていた為、軽い気持ちでLINEを交換しました。
 

交換した後何処かへ行った弟から
「2人で何処かへ行こう」などと誘いのLINEが来ていました。
その後、何故かお酒を飲み酔っ払った私をメンバーの1人と弟がホテルまで送ってくれました。
部屋に戻った後も弟から外出のお誘いが止まなかったのですが、外に出るのがめんどくさかった私は部屋ならいいかと思い軽い気持ちで呼んでしまいました。
部屋で過ごしていたその時、白い粉が入った袋を弟がポケットから出し「コカインだ」と言い鼻から吸入し始めました。
それを指して「こんだけで3万円くらいする」とも言っていました。
そして、「まほも一緒にやろう」と強要もして来ましたが、もちろん断りました。
そうすると弟は、弟自身の口にコカインを含み私にキスをする様な形で、口の中に入れて来ました。その瞬間、唇の麻痺と舌の痺れを感じました。
本当に人生が終わったと思いました。よくわからずふわふわした状態でしたがその後も弟は何度もコカインを吸入していました。
 

こうして1日が終わり
怖さと闘いながら眠りつきました。
 

次の日は誰にも言えず、どうしようどうしようと思いながらお仕事をしました。
ですが、犯罪を目の前で見てしまい怖い思いをしたので絶対に言わないといけないと思い父と母に相談しました。
そうすると父と母は、今後またその様なことをされても危ないからとグループを辞めさせる方向でお話を進めてくれました。
 

26日、羽田空港に戻り
一緒に帰って来た、りかこ、まひろ、らな、マネージャーのやばこに真実を伝え、本日付で辞めると報告しました。
帰路途中、マネージャーの武田さんにも真実を伝え辞めさせて貰うと報告を父からしてもらいその返答は、「弟にも事実確認をする」との事でその電話は切りました。
 

その後は、
父とマネージャー武田さん
それから、父と弟で電話を何回かしました。
 

弟は始め、コカインを吸っていた事も私の口に入れた事も認めていませんでしたが、何回も話していくうちに罪を認め自分の口で謝罪をして来ました。
一方で、マネージャーの武田さんは「自分には会社には関係ない」と一点張りでー才謝罪もありませんでした。
マネージャー武田さんと弟は
私にグループを辞めてほしくないと言いましたが戻る気が無いので、卒業文を出してくださいとお願いをした結果、心の無い卒業文を投稿しました。
そして、年末に父がマネージャー武田さんに連絡をして「事務所としての責任をどう取るのか、年始で良いので連絡してください」と言い「わかりました」と返答が来ました。
その後
マネージャー武田さんから連絡が来る事はー才無く先日のブロック事件が起きます。
 

上記がグループを辞めた理由の全てです。
責任感が全くなく、犯罪を犯している弟を養護しているマネージャー武田さんが私は許せないです。
 

最後に私の身体ですが、検査をしてもらった結果体内には薬物が入っていませんでした。
入れられてすぐにお水を飲んだのでそれが良かったとのことです。
 

他にも、言いたいことは多々ありますが
はじめに皆様が1番気になっている"辞めた理由"について書かせて頂きました。
 

 

本件に関し、実質的な前身であるGALETTe時代からそれなりに見てきた人間として色々と考え、感想を述べます。そしてその結果として、これを以てアイドルヲタクから足を洗うこととしましたので、併せて報告申し上げます。

 

※おことわり

本件は、現時点で被害者側のみの発言しか公になっておらず、今後の各方面からの発言や捜査の進展により、その事実認定が変化する可能性があります。私の感想はあくまで現時点までに明らかになっている情報に、これまでの経緯や背景を鑑みて感じたものであり、その事実認定の是非や他者の価値判断を肯定・否定するものでないことを予め申し上げます。

 

 被害者側に落ち度はなかったのかという意見について

 

まず、このグループやアイドルヲタク外の人からの指摘として多いのが「そんなに簡単に部屋に上げるなよ」という意見ですが、危機管理意識を欠いていたというのは事実だと思います。

 

しかしながら、誤解を恐れずに言えばまほち(伊山摩穂)の行状を知っている人間であれば「さもありなん」という感想も抱くかと思いますし、GEM時代を知っている私もそう思っています。ただ、これがただ単に繋がり案件であったならば招き入れた側の落ち度もあるため公にはならなかったでしょうし、問題は相手が予め違法薬物を所持し、それを強要してきたという事実にあると思っています。

 

そのため、「安易に部屋に招き入れた」ことと「違法薬物の所持・使用・強要」という事実は本質的には別個の問題であり、今回は後者の話をさせていただきます。

 

 誰の何が問題と感じるのか

 

加害者(マネージャー武田氏の弟)

コカインは、麻薬取締法で所持も使用も禁止されているれっきとした違法薬物です。この1件における彼の責任は論を俟たないでしょうが、コカインを手に入れるということは入手ルートを持っているということでもあり、通販などでの購入も考えられますが反社会的組織との繋がりも懸念される事案です。

 

マネージャー武田氏

加害者が事実認定をしておきながら、自分やグループには関係ないと言って謝罪をせず、被害者本人やその父親に対する説明責任からも逃げ続ける姿勢はあり得ません。また、本件に対し現時点で公式なコメントを出せていないことから、そもそもこうした一連の事案を問題として認識しておらず、騒がれて初めて対応を検討していると見られ、人様のマネージメントを行う資格はないと考えます。

 

「メンバー2人」

まほちのコメントではバイネームの言及がありませんでしたが、帰京後報告をした相手が

 

・りかこ(齋藤里佳子):メンバー

・まひろ(山田まひろ):メンバー

・らな(LANA):元GEM村上来渚、現在は同じ事務所でソロアーティストとして活動し事件の起こった福岡遠征にも同行していた

・マネージャー

 

ということですから、この2人というのは四島さん(四島早紀)とのんちゃん(ののこ)を指しているのでしょう。なお、まほちのコメントの中で介抱してくれたメンバー(1人)について言及がなく、既に加害者の連絡先を知っていたのがこの2人であると推測されるため、その2人ないしはいずれか片方を指す表現として便宜上「さきのん」と表記します。現時点ではこの2人が本件にどのように関わっていたのかは明らかになっていませんが、考えられる問題点としては以下となります。

犯罪者と親密にしていたという事実

そもそも個人的にはこれだけでも一発アウトなのですが、いくら武田氏の弟と言ってもコカインを常用していた(外でたまたま手に入れたのではなく、最初からコカインを持ってまほちに近づいたのですから少なくとも事案の発生以前から所持・使用をしていたと見るのが妥当でしょう)人間と仲良くしていた、連絡先も知っていたというのは事実であるわけです。これが人畜無害なお手伝いさんだったら良かったのですが、相手が犯罪者なら話は別です。

 

さきのんの2人は経路は違えどGALETTe、DEAR KISSと2つのグループで長きにわたり共に活動し、それらの屋台骨を支えてきた武田氏とも長い付き合いなわけです。人が少ないときはチェキ2台持ちで4〜5人のメンバーの特典会を回し、積極的なメディアタイアップや外部イベント出演を仕掛けるなど同氏の精力的な活動が今の立場を作ってきたことは事実なわけですが、この3人のつながりが強固になればなるほど、グループ運営やその中の空気がワンサイドになってきた側面もあったのではと感じてしまいます。

誤った信用を供与してしまった事実

まほちが加害者との連絡先交換や部屋に招き入れたことを許した理由の1つとして、「メンバー2人(さきのん)も既に連絡先を知っており、仲が良かった」ことを挙げています。結果的にその判断は間違っていたわけですが、その意志決定や判断に2人の影響があったことは否定できません。先に述べたとおり加害者は予めコカインを仕込んでいたわけですが、マネージャーである兄とも長い付き合いで既に仲良くしていた加害者の素性をさきのんの2人が知らなかったとは考えにくく、それを隠して一緒に飲みに行ったりしていたのであればその危険性をカモフラージュする存在として使われたという見方もできますし、最悪グルだった可能性もあるわけです。

 

それでもまほちに対してコカインを強要するかどうかの予見可能性については別問題だと思いますが、一緒にクラブに行った帰りに介抱するのに加害者がついていく必要があったのかという点も疑問です。そもそもさきのんが武田兄弟とクラブに行っていたことも個人的には気持ち悪いですが(この感じだと初めてではなさそうですし)、それ自体は夜遊びの範疇なのでバレなければよかったと考えています。そこにまほちを誘い出し、介抱を口実に加害者にホテルの部屋の場所を教えてしまったさきのんの振る舞いはたとえ過失であっても、私の考えるアイドルとしての倫理観に悖る行動だと感じます。

 

 今後どんなコメントが出ても、心象は覆らない

 

冒頭申し上げたとおり、本件は関係者のコメントが出揃っておらず、現時点で第三者ベースでの事実認定はなされておりません。

 

それでもなお、このタイミングでこのような感想を述べたのは、ここまで解像度の高い証言が出てきた以上、運営やさきのんがどのような対応をしたとしてもその不信感を拭うことは不可能であると個人的に判断したためです。

 

私なりに、今後の対応として考えられるのは下記です。

 

黙殺

正直、これが最も可能性が高いと思っています。四島さんは「運営からの公式発表をお待ち下さい」と言ってはいますが、せいぜい「警察の捜査に全面的に協力し〜」等のお決まりの文面しか出さないと見られ、実質的なゼロ回答もあり得ると考えます。本当に警察が動いているとしても既に事象の発生から一定の期間が経っていることから、加害者以外が刑事責任を追求されるおそれは小さく、トカゲの尻尾切りで事を済ます可能性もあります。

 

そもそもこのグループについては既に4名の卒業・脱退者を出しており、特に藤本美帆(元オトメ☆コーポレーション、adding時代から繋がりがあった)の脱退に至る経緯は不可解そのもの(急に失踪し実家に帰り、運営・メンバーと一切の連絡を絶ち脱退)でした。当然、周りからは様々な声が飛び交うわけですが四島さんからは「憶測でモノを言うな」とコメントがあるのみで、最終的に脱退についても上記の経緯を説明するのみで、何ら理由に触れられずに終わってしまいました。こうした過去を鑑みても、運営やさきのん側から今回の本質的な理由について語られる期待は低いと思っていますし、それでこれまで通り活動します、オーディションも継続します、野音もやりますって話なら私としては気持ちが悪すぎてついていけません。

 

事実を認め謝罪する(が活動は継続する)

言うまでもなくアウトです。

 

事実関係を争うor名誉毀損で訴えを起こす

無くはないと思いますが、既に当事者間で事実認定をしていることが公になった以上これを翻して否認するのは論理としておかしいでしょう。あるいは、グループの活動に支障をきたしたなどといちゃもんを付けて民事で訴えることも考えられますが、そうなると事実関係が争点になりより詳細に自らの汚点を晒すことになりかねません。何より、犯罪行為の告発という観点を考えれば、公益に適うとの観点から名誉を毀損されたとは言い難く、現時点でまほちがその点以外を述べていないことからも運営側に訴えるメリットはほぼないとみられます。

 

謝罪の上グループは解体、それぞれ新しい道へ

最大公約数的な判断をすればこれが妥当でしょう。

 

但し、その場合も私は「武田兄弟」と「さきのん」が袂を分かつことは考えにくいと思っています。

 

既にさきのんの2人はアイドルとして十分なキャリアもあり、グループで中心的な役割を担ってもいます。そうした立場から再度、別のグループで武田氏のバックアップもなくイチからやり直すことはイメージしにくいですし、かといって他に行ったとて新参者をいきなり中心に据えれば既存のメンバーやそのファンからの反発は必至でしょう。では2人が中心になる新しいグループを作るのかということになりますが、それができるのは武田氏しか居ないでしょうし、そうなると当然他からの人材(メンバー及びスタッフ)調達は難しく、人手として借り出せるのは身内しかなくなるわけです。結果として、DEAR KISS時代のコアメンバーが独立してグループをやる以外に、実質的にさきのんがアイドルを続ける道はないのだと思われます。

 

万が一、心を入れ替えて一兵卒として全く別のグループで活動をすることがあっても、前項で述べたとおりの落ち度やルーズさを隠し切ることができなかった以上、個人的にはアイドルとして応援する対象にはなり得ません。今回の件は一見するとコカインを強要した/された当事者に焦点が当たりがちですが、このグループの成立過程(長くなるので本稿では割愛しますが)やメンバーのバックグラウンドを考えると、今回ぽっと出てきた問題とはどうしても考えられず、逆に根深い問題を示唆していると思えます。

 

 だからってヲタ卒することないじゃんか

 

これは、本件とはまた別の話で、私は2016年の時点でこの3人が辞めたらヲタ卒しようと心に決めていました。

 

小玉いづみ(CoverGirls)※卒業記事消えてしまいましたすみません

穴見沙帆(虹色幻想曲〜プリズム・ファンタジア〜)※卒業記事

・ののこ(当時GALETTe→DEAR KISS)

 

うち上の2人は既に卒業済で、残るのはのんちゃんのみ。こうなること自体は各位の年齢的にも想定の範囲内で、のんちゃんがアイドルとしてのキャリアを終えたときが私の節目になると覚悟しておりました。

 

のんちゃんは、私のアイドルヲタクとしてのキャリアの中で最も長く応援し、心血を注ぎ続けた存在であることは間違いありません。しかし、四島さんと違って今日まで何のコメントもないばかりかいつもの調子でTikTokやインスタを更新している始末ですし、このような事があった以上、そしてかかる経緯を鑑みますと、今後私がまた応援するということにはなり得ず、このままキャリアを閉じることになろうかと思っています。

 

本件にどのように関わっていたのかはまだ判然としませんし、それで他界するのは行きすぎだ、いい迷惑だ、という意見もあろうかと思います。私も口では「夢を売る商売」などと謳ってますが、アイドル界、芸能界がまともな倫理観を持ち合わせているとは思ってはおらず、多少なりとも清濁併せ呑む覚悟はしてきたつもりでした。しかしながら、そのような様々な「暗黙の了解」を結果として隠しておけなかったということ、犯罪者と親しくしていたこと、そしてこれも結果論なのかも知れませんが、犯罪者とメンバーを引き合わせる場に居合わせてしまったことが、彼女のキャラとして許されるおバカ加減をとうに超えていると思い至った次第です。

 

※ここまで再三、武田氏の弟を犯罪者と断定するような書き方をしていますが、事実無根であるならば即座に否定するべきです。今の段階に至ってもそれをしていないということは、少なくとも即座に否定をすることはできない状況なのだと推察されます。

 

のんちゃんの思い出は語り尽くせないですし、終わるときはポジティブに終わりたかったのですが…今はどうしてもそのような感想を捻り出す事ができず、申し訳ございません。

 

 アイドルヲタクをやってて本当に楽しかった

 

いわゆる「5人組アイドル最強説」がまかり通っていた2010年代中頃にこの世界に入った人間としては、既に市民権を獲得していた48系グループとはまた別のラインでアイドルカルチャーが成長することを期待していましたし、応援するグループが大きなキャパシティの会場でライブができるようになるなど、規模の拡大・成長を感じられることに感慨を覚えたりしました。

 

何より、そこで出会うヲタ仲間の皆さんとの出会いが、私にとっては宝でした。共通の応援対象がいる同士の酒席はポジティブそのものですし、現場が無くとも今もなお会って語れる仲間との縁を築く事ができ、私の世界を広げてくれました。

 

特定個人の応援をする立場はこれを以てやめますが、今後もたまに楽しそうなところに顔を出していけたらと思っています。そしていつか、同じ時を共にした方々とまた語り合える日が来るといいなと願いながら、私の辞世の句とさせていただきます。

 

演者、運営さんを含め、出会った全ての皆さんに感謝します。ありがとうございました。