(肝臓が)すっげえ悪くなってる、はっきりわかんだね

 

 

会社員なので年1回健康診断があるのですが、毎年引っかかっていたのが「肝臓」。

 

オフラインで私を知る方はご存知かとは思いますが、毎回結構な量の安酒をそこそこのペースで飲むタイプにつき肝臓が大忙しなわけです。ただ、私の肝臓は元々のスペックがあまり高くないらしく、今の会社に入った最初の検診時に医者からは

 

「君は自分が思うほどお酒強くないから、気をつけるように」

 

と有り難いお言葉をいただく羽目に。

 

そのような言葉は心に留めつつも、楽しい場が大好きなタチなので色々と顔を出したり一人で焼き鳥屋に入ったり、何もなくても家に帰れば夕食を兼ね数杯の晩酌…という生活を5年以上続けていたうえ、ここ最近は転職が決まったこともあり今の職場の方々と送別飲み会の日々。

 

そんな折、転職先の求めで改めて先週受けた健康診断の結果がこちら。

 

 

元々γ-GTPの数値は毎回100〜300で出ていたのですが、今回は400超え(もちろん要精検)。所見にはついにハッキリと「肝機能障害を認めます」の一言が。

 

確かに、先週辺りから飲んでからのリカバリーが全く効かなくなってきた感覚があり、1日休肝日を設けてその翌日に少量の缶チューハイ(Alc.4%)を1本飲んだだけでも二日酔いのような症状が出るように。その時点で「ん、これはいよいよ肝臓がぶっ壊れたか」という自覚はあったのですが、これで原因がはっきりした格好です。

 

 

 肝臓はひとつしかないから(名言)

 

 

今回転職先からは、要精検以上の判定が出た場合は就業に問題ないか医者のコメントを貰いなさい、というオーダーがあったのですが、その点は無事クリア。要は、肝機能を回復させるための唯一の手法は「禁酒」であることから、治療云々ではなく生活習慣の改善が必要、という判断です。

 

これも結局は、出歩かなくても2〜3杯程度なら…と家でも毎日飲酒を続け、肝臓を休みなく酷使し続けたツケが回ってきた格好です。逆に言えば、5年以上に渡る警告を無視し続けてきたこのタイミングで肝臓から最後通牒を受け取ったと思い直し、自らの振る舞いを改めるキッカケにする他ないとも受け止めています。

 

実は、転職先の給与体系と合わせて老後のことなどを考え始めたところで、公的年金以外にどうやって自分の食い扶持を維持するかなんてことも模索していた次第でしたが、将来を考える上で最も大きなリスクは「死にはしないが働けなくなること」なんだと思い至った次第です。いくら利回りの良い金融商品があっても、自身の医療費に吹っ飛んでしまっては意味がありません。「一番リターンを得られるのは自分への投資」なんてフレーズは様々な界隈で使われますが、健康の大事さを改めて思い知る機会となりました。しばらくは付き合い以外は節制し、一人で居酒屋に入ったり家で飲むのは控えようと思います。

 

皆様もくれぐれもお身体を大事に、また元気にお会いしましょう!