セブン&アイ・ホールディングスが2007年春より電子マネー「nanaco」を発行するそうですが、一部の新聞で、おサイフケータイにも対応するのでは?と、携帯キャリアとの交渉があるような記事が出たようです。
詳しい内容については、こちらを → ITMedia記事
世の中便利になっていくのはいいことですが、ユーザーに混乱の出るようなものは、極力排除して欲しいですよねぇ~。 今回の「nanaco」ですが、電子マネーとしては、ユーザーの選択肢が増えることとしてはいいですが、結局、ユーザーにその特色が打ち出せないままで終わるようならば止めて欲しいですね。(メーカーとしては、告知だとかいろいろとやっていくのでしょうけど、結果失敗することが多々あるので・・・)
何が良いのか?何が便利なのか? いろいろとアピールする点はあるとは思うのですが、VHSとベータのように、メーカー間の紛争のようなものに、ユーザーを巻き込んでほしくないものです。
電子マネーも、Edyが頑張っていますが、他にも電子マネーなるものは存在する訳で、それらがケータイで使えるのかとか、どのようなデメリットがあるのか、ユーザーからは分かりずらいのが現状だと思います。
まずは、普及をさせて、それから選択肢が増えたりということを主流として欲しいですが、企業競争としては仕方ないのかもしれませんけど、認知されないものは、結局淘汰されるわけですから・・・。
セブンイレブンのATMでのチャージが出来ることが、この「nanaco」のメリットでしょうか。 グループ外店舗での利用も可能にしていくとかも言ってイマスガ、メジャーになりえますか・・・。
ちょっと不安な面は「初年度発行枚数は1000万枚を目指す」という点。 現在「Edy」がもっとも普及しているが、おサイフケータイ合わせて2000万枚。 目標が大きいのはいいですが、大丈夫ですか?>セブン&アイ・ホールディングスさん。