JR関西線四日市駅。
ここから亀山経由で帰ろうと思います
亀山へ行く電車の前に現れたのは、特急『南紀5号』紀伊勝浦ゆき
この特急は普段は2両編成らしいのですが、今日は1両増結しています
夏休み期間中なので、そこそこの乗車率で出発しました
この特急車両も、同じ車両が走る高山線で新型のハイブリッド車両が先月導入されたので、 この特急車両も絶滅危惧種になるのでしょうか
その後すぐ来たのが、これから乗る快速亀山ゆきです
快速ですが2両編成で、おまけにワンマン列車です
車内は結構混んでいて、伊勢鉄道から 引き続き前にかぶりつきで立っています
ちなみに、この快速は四日市から各駅に停まります
南四日市を過ぎて複線になりますが、伊勢鉄道と離れて単線になります
この先複線は、京都府に入って奈良線と合流する木津まで見ることはありません
そして川原田 ですが、行き違いが出来るようになってます
この先、複線になる木津まで全ての駅で行き違いが出来ます
川原田の次が河曲(かわの)で、伊勢線(現伊勢鉄道)に鈴鹿駅が出来る前は、ここが鈴鹿駅を名乗っていました
その次が加佐登(かさど)で、少し駅が大きく、左側には電柱を造っている工場があり、かつては工場と線路が繋がっていた雰囲気です
そして、井田川を経て、左側から紀勢線の線路が近づいてきて亀山に到着です
ここはかつてのジャンクションで、大阪、京都や名古屋、東京から伊勢に行く列車が集まる駅でした
特に名古屋や東京からの列車はスイッチバックしなければならず、機関車の付け替えも伴うのでどうしても停車時間が長くなり、旅の中継地点のような駅でした
しかし、亀山をショートカットするバイパスの伊勢線や、世の中の変化もあって亀山は廃れてしまいました
ところが、中央リニアが大阪へ延伸するときに、亀山市内に駅が出来る予定なのでチャンスはありますが、東京から名古屋まで開通するのは2027年で、大阪延伸が2045年の予定ですが、それより遅れる可能性が高いとのことです
この駅は、 今でもいろんな意味での要所で、まず会社がJR東海からJR西日本に変わります
そして、電化区間はここまでで、この先はディーゼルカーに乗り換えます
そのディーゼルカーは普段は1両で走っているのをよく見掛けますが、今日は1両増結しています
この列車も結構混んでいて、今度は一番後ろで後方展望を楽しみたいと思います
上の写真で、右側に行けば紀勢線ですが、その列車は反対側に停まっています
ちなみに、亀山から紀勢線で 2駅行けば先ほど行った一身田です
一身田から3時間以上かけて、かなり遠くに来た感じですが、実際は2駅しか移動していないことになります
つづく