とある言葉の由来の地 | 伊賀國に住むおっさんのきまぐればなし

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京阪神や名古屋近郊を中心に、近畿・東海地方を気ままに電車に乗ってブラブラ歩きます。

本日は仕事で津市に行って参りました照れ

で、帰りに寄ったのが、



JR紀勢線の阿漕駅。

写真の右側にマンションが写っていますが、すぐそばに近鉄名古屋線が走っていて、津駅方向に少し進むとJRと近鉄の線路が並ぶようになり、そこには近鉄にだけ津新町駅があります口笛




さらに、駅の北側にはJRと近鉄共用の踏切があり、


ちょうどJRの快速みえと、



近鉄の各停が通り過ぎて行きますニヤリ


そして、双方は似たような経路を辿って名古屋に向かいます(ただし、JRは伊勢鉄道経由で)ウインク






ところで、最初の阿漕ですが、ここはある言葉の由来になっていますびっくり




よくテレビで、

「くっそ~、『あこぎ』な商売しやがってムキー

というような台詞を聞くと思いますニヤリ


その『あこぎ』という言葉の由来になっているのですえー

この言葉、あんまりいい意味で使われませんよねショボーン






しかし、地元では涙涙で語り伝えられているのですびっくり

それは・・・

阿漕の地に平治という漁師がいましたが、親が病気のため、ここで親孝行のため、病に効くというある魚を密漁して親に与えていたのですが、この辺りは伊勢神宮所有の禁漁地でした。

このため、見張りが強化されますが、ある日、平治の名が入った笠が見つかって、結局平治は捕らえられ、簀巻きにされて、阿漕が浦に沈められた。

という悲しい悲しい物語でありますえーん



今ではこの地に阿漕塚が残っていますショボーン







また、地元ではこの物語にちなんで、笠を型どった平治煎餅という銘菓があるのですが、その店には時間が遅かったのと、車では行きにくい場所にあるため、これは諦めましたえーん






ちなみに、この近くには『津なぎさまち』というところがあって、


ここから伊勢湾の対岸の愛知県常滑市にある中部国際空港(セントレア)までの高速艇が出ており、地元の足になっていますウインク






さて、明日の日曜日は休みを取って、私用で東大阪へ行きますが、ついでにお出かけしようと思いますおねがい