いがぐりこです。
わたしは、心屋の認定講師だけど、
この守られた傘の下で、いつまでこうしていていいのか。
考えてしまうときがある。
心屋の名前がなかったとしても生きていけるように、
早く自立しなくちゃ、と思うときがある。
この先、たとえば何かのきっかけで
心屋のブームが下火になったとしても（ぢんさんこの表現ごめんなさい）
困らず一人で活動して行けるように、
さっさとオリジナルな何かを構築して
独り立ちしないといけないと
心のどこかでずっと思っていた。
わたしは、心理カウンセラーの活動は
心屋一本でやっているから、
羽ばたいてオリジナルを構築していく人をみて
自立できない自分に、なんとなく劣等感もあった。
「属さない勇気」なんて言葉があるから、
わたしは、どこの傘下にも属さない独立系で活動することが
素晴らしいこだと思い込んでいたのだ。
この、そこはかとなく押し寄せる焦りみたいなものは、
心屋の認定講師として売り上げが上がれば上がるほど、
お客さんが集まれば集まるほど、
ますます大きくなっていった。
「早く自立しなくちゃ。」
「早く心屋がなくても生きていけるようにならなくちゃ。」
そう焦っていた。
昨日、コバの起業支援スクールでの一部で、
コバさんがこの件に関して、ものすごいヒントをくれた。
まるで、わたしが悩んで来たこのことに関しての
答えをくれたようだった。
コバは、こう言ってた。
自立するためには
安心して依存できる場所を作っておくのが大事。
依存することは悪いことじゃない。
自立して生きるためには
安心して依存できる場所を残しておくのが大事。
コバさんにとって、その「依存できる場所」っていうのが
心屋や、ぢんさんだったそうだ。
サラリーマンをやめて、カウンセラーとして活動をしていたとき
コバさんは、なんとかして心屋の外からお客さんを連れて来て
早く独り立ちしないといけないと思っていたそう。
・・・わたしと、おんなじだ。
だけどあるとき
早く自立しなくちゃと思っている自分に気づいて
心屋に依存することを自分の中で許可した、って言っていた。
そしたら、逆にビジネスが広がった、と。
「依存することは悪いことじゃない。
自立して生きるためには
安心して依存できる場所を残しておくのが大事。」
この言葉通り、今となっては、
コバさんのとこに来る生徒さんは
心屋の方はもちろん、心屋を知らない方も多くいらっしゃる。
起業や恋愛や心の悩みを通して、
それを知りたいと思う人たちが
心屋内外問わず、
「傘下」とか「系列」とか「所属」とか
そんな枠なんて関係なしに、集まって来る。
そして、みんながそれぞれの問題と戦いながらも
どんどんと顔色が晴れて楽しそうになってゆく。
「ああ、こういうことなんだな」って
昨日のコバさんの話、すごく腑に落ちた。
そして、コバさんは言っていた。
「この起業支援スクールを
依存できる場所として使っていいからね。
依存して初めて、自立ができる。
独り立ちするには、安心して依存できる場所が必要だから。」
その言葉を聞いて、胸が熱くなった。
終了後、スタッフの打ち上げに連れていってもらった。
わたし、韓国料理食べたことなくて初めてこういうの食べた。
事務局のみんなでわいわい、楽しかったな。
私にとって、依存できる場所って
心屋もそうだし、
このジャージコバ事務局も、そのひとつなんだとおもう。
この場所があるからこそ
こうして活動できている。
この守られた傘の下で、いつまでこうしていていいのか。
昨日、その答えを、見つけた気がした。
わたしが見つけた答えは
「安心してここに居ていい」 だった。
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