いがぐりこです。
先日の話。
いつもは残業で帰宅が夜１０時ごろの旦那が、
その日は、夕方７時ごろ帰ってきた。
私は子供たちをお風呂に入れていた。
お風呂場のドアの向こうにある洗面台から
手の洗う音と、旦那の声がした。
「なんだか風邪気味っぽいから、
現場の仕事を早く終えて
そのまま今日は切り上げて帰ってきた。」と。
（旦那は電気工事士）
わたしは
「あらまー。そーなのねー。」と
特にそれだけで、何も感じず
いつも通り、子供たちを風呂から出すと、
居間へ向かった。
すると、姑が
風邪気味の息子（旦那）を心配して、
「これ、のどに効くから」って
木曽の のど飴を持ってきて、旦那に渡した。
旦那は「おう」って、包みを開けると、
のど飴をなめた。
わたしは日常のありふれた一場面のように
これといって気にも留めず、
風呂から出た子供たちに服を着せた。
わたしたちは、夕飯がすでに済んでいるので
姑は、息子のために鍋のみそ汁を温めると、
息子に「冷蔵庫にお刺身があるよ」と言った。
旦那はカパッと冷蔵庫をあけて
刺身を取り出すと、
姑のあたためたみそ汁と、刺身と、
それから、こまごました副菜で、ご飯をたべていた。
姑は、どこからか
これまた、風邪の初期症状にいいといわれている
漢方薬を出してきて、
旦那に渡した。
「これ飲んで、あったかくして寝たほうがいいよ。
首のうしろを温めるといいって、この前テレビでやってた。」
旦那は、当たり前のように、
その漢方薬を飲んだ。
首の後ろをあたためるためか？ネックウォーマーをつけた。
わたしは、
子供たちの寝る支度をすませたので、
寝るまでの間、
ちょっとの隙間時間ができて、パソコンをしていた。
旦那が食べ終わったあとの食器は、
そのまま姑が洗ってくれた。
わたしは、黙々とパソコンで作業していた。
姑と旦那は、くつろぎながら
何かのスポーツの話しをしていた。
わたしは、スポーツは全く興味がなくてよくわからないので、
黙々とパソコンで作業を続けた。
作業がけっこう進んで、満足した。
子供たちを寝かせる時間が来たので、
「先に寝るね」と伝えて
旦那と姑を居間に残して、
私は子供たちを連れて、離れの寝室に行った。
今日も、一日が終わった。
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これだけ。
よくある日常。
旦那が風邪気味で早く帰ってきたってこと以外は、
普段の日常。
ふと、この前の 初級セミナー で話した
「反応の種」の絵を思い出した。
わたしは、ありふれた日常で、
なんとも思わなかったけど、
もしかしたら、これも、反応する人はするのかな。と。
『同居しててすごい』とか『うまくいくコツは？』と
よく聞かれるのだけど、
単に、同居していることに関しては
わたしの反応の種ポイントが少ない
（または、わたしの反応ポイントはそこじゃない）
だけなのかもしれないと、思った。
もしかしたら
わたしと同じシチュエーションでも
反応の種がある人は、
姑に対して
「わたしの役目を取らないで！」とか
「妻の役割を奪わないで！」とか
あるいは、旦那に対して
「マザコンみたいでキモチワルーーっ！」とか
はたまた、タイヘンジャーになって
「え？！風邪？！ひどくなったら大変！
あれしなさい！これしなさい！」って
旦那に指図したりするのかなぁーーー？？
と、思った。
「ぐりちゃん、奥さんなんだから、
もっと旦那さんの心配しなさいよ！」とかかな？？
反応の種 がない人は、
同じシチュエーションでも、
心がざわざわしたり、大きく揺れ動いたりすることはない。
「あ、お母さん（姑）お皿洗ってくれたのね。
ラッキー。パソコン集中してできたわ。サンキュ。さ、寝よ。」
と、思うだけである。
子供を連れて離れで寝ることも、
別にそんなもんだと思っている。
レスがどうのこうの、と問題視したりもしない。
いいとか悪いとかではなくて、
「わたしの反応の種はそこには無い」というだけなのかもしれない。
「反応の種」については、ぢんさんのブログにもちょっと載ってる。
７年前の記事です。
↓
そして、
「じゃあ、その『反応の種』ってどうしたらいいの？」ってことを
ぐりちゃんも⇒初級セミナーで解説してます。
