先日の

 

介護認定調査を受けて、

 

うちの おばあさん(大姑91歳)の

 

介護度の認定通知が来た。

 

 

要介護2だった。

 

 

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要介護2

要介護1の状態に加えて、歩行や起き上がりなどの日常動作において部分的な介護が必要となる状態です。

心身の状態が安定せず、認知症状や感情などに障害があるために介護予防サービスの理解が難しいことに加え、家事や身の回りなどの手段的日常生活動作が低下していて部分的介護が必要な状態をいいます。

 

(出典)
母から学んだ介護の心得 

要介護1〜5と要支援1,2の違い
http://kaigoc.com/post-138/ より

 

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調査員の方に

 

「おそらく、要介護2か、要介護3のどちらかになるでしょう」

 

と言われていたので、

 

まあ、そんなもんだろうなぁ、というのが

 

結果を受けての家族の反応だった。

 

(数字が増えると、介護の必要度合いが高まる

 

 

 

 

 

これから、どうなるだろうか?

 

 

近隣の施設の空き状況や

 

おばあさんの意向により、

 

おそらく在宅介護を続けていくことになりそうだ。

 

 

 

おばあさんは認知症が進んでいて、

 

「施設に早く入れてくれ」と言ってみたり、

 

「わしゃ、そんならとこ、行かないよっ!!!」と言ってみたり。

 

 

 

たとえ在宅介護で

 

デイサービス(自宅から通いでお風呂やお食事、レクリエーションなどが受けられる施設)

 

に行くことになったとしても、

 

 

当日迎えの時刻になって

 

「わしゃ行かないよっ!!!」と拒否すると思う。

 

 

 

過去にも、

 

予約した床屋や外出の予定を

 

そんなふうに拒否することが、しょっちゅうあった。

 

 

 

あと、やはり、田舎で多世代家族が多いので

 

「子供家族が高齢な親の面倒をみるのは当たり前」

 

という風潮が残っている。


親を施設に入所させるのは

 

相当高齢でよっぽど介護度が高いとか、

 

認知症や徘徊がひどく、自宅では面倒が見切れず

 

よその家に迷惑をかけてしまう場合など。

 

 

施設に入ったり通所をすれば、

 

SNSより早いスピードで

 

「◯◯さんとこの◇◇さんが、施設へ入っただって!

 

あの家ゃ、息子夫婦が居るにねえ・・・」

 

と噂が回る。

 

 


幸いにも、おばあさんの面倒について

 

私にプレッシャーを与えてきたり

 

暴言を吐く人はいないが、

 

 

姑や舅、それから叔父や叔母が

 

「あーゆー(入所施設)箱物に入れるのはちょっとねぇ・・」

 

という考えを、いまだに持っている。

 

 

 

これから、どうなるだろうか。

 

今日も、昨日も一昨日も。

 

おばあさんがトイレで粗相してしまうので、床を拭く。

 

(尿漏れパットはつけているが、自分でトイレにいく意思がある。

 脱いだ後漏らす。)

 

食べ物も、おばあさんの好みにあわせざるを得ない。

 

 

それプラス、子供達の好みを聞いていたら、

 

わたしの精神力が持たない。

 

 

入所も通所も、金に糸目をつけなければ、たぶん、できる。

 

手を貸してくれる家族もいる。

 

 

でも、本人が通所を拒否して自宅にいて、

 

トイレで漏らしたときに、家に私しかいなければ

 

必然的に、それは、私が拭くことになる。

 

 

 

自宅に私しかいない時に

 

婆さんがお茶を飲もうとしたら、

 

 

えっこらせと椅子にお婆さんを腰掛けさせて、

 

お茶を入れて、

 

「熱いっ!」だの「こんなにたくさんはいらんよっ!!」だのと文句を言われ、

 

なのに、何杯もおかわりし、

 

「あんなら飲んだもんで、おしっこに行きたくなってしょうがないよっ!!!」

 

と嫌味を言われ、

 

また、トイレの度に、床を拭く。

 

 

それは、必然的に私の役になる。

 

 

 

 

とりあえず今は、

 

 

誰にも邪魔されず、

 

誰の世話もせず、

 

誰の時間にも合わせず、

 

誰の期待にも答えず、

 

誰の食べ物の好みにも合わせず、

 

 

時間を気にせずにゴロゴロぬくぬくして、

 

好きなだけ寝て、好きなときに起きて、

 

好きなものを好きなだけ食べたい。