こんばんは。

いがぐりこです。


今日は、
オープンカウンセリング浜松でした。

きてくださったみなさん、
どうもありがとう。


家に戻ったら、

「わたし頑張ったなあ~」

って、言うんだよ。(^○^)



オープンカウンセリングが終わって、
浜松からの、帰り道。


わたしは
車を走らせながら、

迷いに迷って、

母の住む
実家のある町に立ち寄った。



母に会おうと思って。


もう、何年も、疎遠で
会っていなかった、母に。


母とは、これまでも
依然として、
音沙汰がなく、

連絡が取れない。


電話をかけても、出ない。
メールを送っても
返事がない。


法則に当てはめると、

連絡が取「れ」ないのではなくて、

私が連絡を取「ら」ない。
のか??

よく、わからない。



わたし。

オープンカウンセリングに
登板するときや、

心屋塾の活動に
参加するときに、

決めていることがある。


『何かひとつ、
 小さくてもいいから、
 怖くて出来なかったことを、やる。』


私、人には、
「それ、やってもいいよ。」
そう言ってる。


だから、わたしも、
「それ、やってもいいよ。」を、やる。


いや、
それ自体も、なんだか怖いから、

「やれたらいいな。」

くらいのニュアンスで
おそるおそるやってみる。



車を走らせていて、
ふと、
思ってしまった。


「母に…………会って

 ……みようかな……」



………いやいや、いや!!!
こわい!!!


あれこれ考えた。


せっかく浜松まできたんだ。

こわかったこと。

母と向き合うこと。


アドバンスに通っても、
見ない振りしてきた、

母のこと。


保留にしてきた、母のこと。


もう、向き合っても
いいじゃないか。


………

…………

……いやいや、、
やっぱりこわい。


それに、

もし母が、
望んで、私との連絡を絶っているのなら、
そこに無理やり踏み込むのは、
御法度じゃないか??


母が私と連絡を取りたくないのなら、
そっとしておこう。
今の生活に不便がないなら、
無理に関係を改善する必要なんて、
無いじゃないか。


そういう考えもあった。


結局は、
わたしは、

「母に会いたい会いたい」と言いつつも、
母に会うのがこわいのだ。


だから、

母に会「え」ない

のではなくて、


やっぱり、

母に会「わ」ない

のだ。


思考とは裏腹に、
車は、実家の方角に向かう。

ああ、やっぱり怖い。

ぐるぐるまわる。

わざと、
遠回りな道を通る。


ええええええい!!!



わたしは、
思い切って、
実家の近くの空き地に車を停めて、

携帯から
母の携帯に、電話した。


もし母が電話にでたら、

「お母さん、
 今日浜松に来たんだ。
 ひさしぶりに会いに来たよ。」

そう、言おう。と決意した。




……結局。

母は電話に出なかった。

実家の固定電話にもかけたけど、
留守電になった。


電話の呼び出し音が鳴るということは、

電話料金の支払いができている。

ということだ。


母は
生きている。


おそるおそる
母の住む
実家の市営住宅を


遠くから、

見てみた。


部屋に、灯りがついていた。


………生きてる。

ああ、よかった。

生きているんだ。

お母さん、生きてるんだ。


…………

……

まるで、わたし、
ストーカーみたい。

キモーイ。

突然家に行って、
キモーイ。

迷惑。

お母さんにしてみたら、
突然私に来られて、迷惑。

こわーい。

最低ー。

ほっとけばいいのにー。



脳内で
そんなブレーキがかかったので、


そのまま、
市営住宅を
遠目にみたまま、

実家をあとにした。



行こうと、思えば、
ドアの前まで行って、

ピンポーンして、

「お母さん、きたよー」って
言えたのに、

こわくて、出来なかった。


脳内の妄想が広がった。

怖いものを見てしまうんじゃないか、

そう思って、できなかった。


………


……


うまく書けなくなってきた。


結局、
母には会えなかった。
会わなかった。

あーあ。


わたし、
まだまだ、

問題を、抱えたまま、
保留にしている。

まだまだ、
全てが
解決したわけではない。



「ぐりちゃん、
 今日、来た人に言った言葉は、
 全部自分に言っとるからねー( ̄▽ ̄*)」

と言う
てっちゃんを思いだした。



「わたし、よく、頑張ったなぁ。」

「気持ちの粒子を、息に乗せて、
 フゥウウウウウウウウウ~!!!」

って。

「淋しいなああああー!!」

「悲しいなああああああああ!!」

「会いたかったなああああああ!!!」

って言うんだよ。



ほんと、
人へのアドバイスは、

自分へのメッセージであった。


今眠る寸前。

おやすみなさい。

ありがとう。