一連の年貢納めのつづき。その③

答え。

「おばあさんに言い返すこと」

が、わたしの年貢なんだってさ。。。


わたしは、

ばばあに嫌味を言われるのが怖くて
子どもにガミガミ言ってるのだから、

言い返したら、
ガミガミ言う必要がなくなるんだってさ。。


そして、
いい嫁でないから、
いい嫁になろうとして、

でもなれなくて、

イライラして、
子どもにあたってる。


だから
いい嫁をやめるんじゃくて、

いい嫁に「なろう」とするのを
やめるんだってさ。。。。。。



…………(;´Д`)……


………


……………うっ。。


……


……………_| ̄|○ ガクッ


……それか………


知ってるはずなのに、


気づかなかった…………。


ありがとうございます。。。。


どん引き。
めちゃくちゃどん引き。


年貢納めって、
もっとこう、

「キャー♡やだぁ~♡
 そんなのできなぁ~い♡」

って可愛く悶絶するヤツがよかった。。


……どん引き。それかよ……。



それで、

アドバンスから戻った、翌日。
年貢納めの約束の日。


アドバンスの高揚感もほどほどに、

わたしは朝からドキドキしていた。


「今日こそ、
 おばあさんに言い返そう。
 自分の気持ちを伝えるんだ。」


ソワソワソワソワしながら、

おばあさんに嫌みを言われるのを待った。

待った。

待った。

待った。。。



……なのに。

おばあさん。

待っても待っても、
嫌味を言ってこない。


結局、約束の日は、

年貢納めできないまま、

歯切れ悪く
終わってしまった。



不思議なことに、

「年貢を納めてやる!」と決意したら、

なぜか
おばあさんは

私に嫌味を言ってこなくて、


わたしも、
子どもたちに、
過剰なイライラは、しなかった。


子どたち、
とてもやんちゃなクソガキだけど、

とっても、ゴキゲンに見えた。


その日の夜、

長女と次女から
手紙をもらった。



『みーこより

 まますき
 
 おこらない ままのほうが だいすき

 まま だいすきだよ

 あした はまなこ ぱるぱる に
 (遊園地、浜名湖パルパル)

 いきたいな』


と、書いてあった。。。。。゚(゚´Д`゚)゚。


思わず泣いてしまった。


おこらないまま「が」すき

じゃなくて、

おこらないまま「のほうが」だいすき

なんだ。


すき、なのか。
前提が、すき、なのか。


あたりまえのことなのかもしれないけど、

そのあたりまえが

わたしには
まぶしすぎて、

よく見えていなかった。



ああ、年貢納めって、
こういうことなのか。


年貢に気づいて
納めると、決意した時点で

流れが変わるんだ。


今後、
もし、
おばあさんに
嫌味を言われることがあっても、


わたしは、
ちゃんと自分の気持ちを伝えられる。


それに、
もしかしたら、

今まで聞いてたのは、
『嫌味』じゃなかったのかもしれない。


決意したから
見える世界が変わるんだ。



そして、

先ほど、行ってきた。


浜名湖パルパル。

今、帰りの車の中。
子どもたち、スヤスヤ寝ている。

あたりまえの平和な日常がある。

同じ世界なのに、

見える世界が、ちがう。

ほんとに、ふしぎ。


約束の日から、3日。

なんと、

まだ

おばあさんは嫌味を言ってこない。


と、いうよりも、

わたしは

嫌みを言われる人じゃなくなった。


と、いうよりも、

わたしは、

嫌みを言われる人じゃ「なかった」。


たぶん、もう、だいじょうぶ。


これから先、

子育て、同居のこと、
他にも、

落ち込む時は
あるかもしれないけど、

そんな時は

きっと、
誰かが助けてくれるから

だいじょうぶ。


あの日から、
心の中が、ポカポカとあたたかい。


山に登って、
みんなと手をつないだときの、

あたたかなエネルギーが
今も流れている。


わたしがもし、
自分を見失って、

たとえ
わたしのことを捨てようとしても、

みんなはわたしの手を
離さない。

そんな安心感に
今も包まれている。


年貢納めの話は
これでおしまい(*^O^*)


おまけ~~


↑パルパルで買った、風船。
三人分で3500円……

高けぇ!!!(*_*;

そんでもって、
車の中が狭いよーヽ(;´ω`)ノ