次女わーこ の愚図りに、ひどい対応をしてしまった。


先ほどの話。 

夕ご飯を食べて、
子どもたちをお風呂に入れて、
歯磨きをさせたあと。



明日の地域のお祭りの
幼稚園児の演芸で、

急きょ必要なものができて、
買い物に行くことになった。

店の営業は7時まで。


閉店時刻が迫っていて、
子どもたちの寝る時間も近づいていたので、

私は長女と次女を車に乗せて、
買い物ついでに、
二人をドライブで寝かせることにした。


三女は舅にお願いして、見ていてもらった。


無事、営業時間内に間に合い、
目的の買い物を済ませて
車を走らせると、

次女が、明日のお祭りを前に興奮してるのか??
眠いはずなのに、なかなか寝ない。

歌をうたったり、ペラペラふざけて話したり…。


目は虚ろで、トローンとしてる。

頭をかきむしって、
目をこすって、
明らかに眠たい様子。


わたし、この時点で、
すでにイライラしていた。


私は、

「子どもが眠いのに、のぼせて寝ない」という状況が
どうしてもダメで。
すごくイライラする。

以前に比べたら、
かなりマシになったけど。


特に明日は、お祭りで朝早いので、
余計に「早く子どもを寝かさなきゃ」
って、わたし、焦っていた。

焦りながらも、
舅に預けた三女が気にかかる。

おてんばで、脱走ブームの三女。
舅の手を煩わせてないだろうか??

私は少し不安になったけど、
次女が眠そうだったので、

遠回りしながらドライブして
家に帰ることにした。


けど、結局、ドライブで寝かそうとしたけど、ダメだった。
次女は興奮してペチャクチャおしゃべりして、

とても寝そうにない。



…ところが、
家の駐車場に車を停めようとすると、
次女がグズグズ。

「わーこちゃん、おうち帰らないー!」

「まだドライブするーーー!!!!

ドライブで寝るーーーっ!!」と
わめき出した。


私:「えー!!だって、わーこちゃん、おしゃべりしてて

寝ないじゃん!!」


次女:「びえーーん。おうち行かないいいいいいいいい!

わあああああああああああああああああんん!!!」


私:「本当に寝るの?お口、チャックだよ。

お口も、もうおやすみだよ。ネンネだよ。」


次女:「びえーーーーーーーーーーーーーーーん!!」



その時、家の外で、舅が三女をベビーカーに乗せて

夜道を散歩に出かける様子が見えた。


…三女、きっとまた脱走しようとして、愚図ったんだ。


困った舅は、三女をあやすために

散歩に出てくれたんだ。


どうしよう…。


けど、車内で次女が

変わらず泣き叫ぶので、

仕方なく、私は

もう一度車を走らせて、海岸道路を、ぐるりと走った。



…けど、次女は寝ない。


次女:「ママー!お月さまだよーーー!!!

あ!雲にかくれちゃったーーーーーー!!!

あーー!!また見えたよ^^!

わーこちゃんについてくるよ~~~~!!

おつきさまーーーー!!!!!!

わーこちゃん、おまつりいくよーーー!!」

…今、冷静になって文字にしてみたら、

次女、すごく可愛いいことを言っている。

愛らしい。


けど、その時の私には、

興奮でのぼせて寝ない次女が、ものすごく厄介者に見えた。
私を邪魔しているような気がして、

ちっとも可愛いと思えなかった。



イライラした私は、

「お前に騙された。もう信じない。」って

ボソッと捨て台詞をはいて、

帰宅した。



案の定、

目がさえてる次女は、

「まだドライブいくーーーーーーーーーーーーーーー!!!

まだ寝てなーいーーーーーーー!!!

ねむいーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

と、ギャン泣き。


私、もうブチ切れて、

「お前を寝かせるために、じいじに、さっちゃん(三女)預けて、

あんたがまだドライブ行きたいって言うから、

わざわざまた車で出かけたのに

しゃべってばかりで寝ないじゃないか!!


お前に騙された!!

もう、なんにもしてやらん!!

お前のいうことなんか聞きたくない!」と

怒鳴ってしまった。


次女は、さらに泣きがヒートアップして

ヒクヒク、うわぁうわぁ、嗚咽しながら

変な鳴き声でわめいていた。


部屋に入って、布団に寝かせると、


「うさぎの縫いぐるみが無い」とか

「暑い」とか、「お姉ちゃんが邪魔」とか、

「ドライブ行きたい」とか。

手あたり次第、叫んで、因縁つけて?泣いていた。


私、「ママの言うことは聞いてもらえないのに、

あんたのいうことをママが聞くわけないじゃん。

ママの希望は叶わないのに、あんたのいうこと、叶えてあげたくない!!」


・・・と、大人げないことを言って、

さらに次女を泣かせた。



結局、30分ほど?もっと???わめき泣いて、

次女は、文字通り、「泣き寝入り」をした。



…。


あ~あ。

何やってんだ。わたし。


次女は、ただ、明日のお祭りが楽しみで、

お月様がついてくるのが不思議で、

母屋に忘れたウサギの縫いぐるみを抱いて寝たかった、

ただそれだけじゃないか。


それなのに、私、「騙された」だの、「因縁つけてる」だの…。


なんで、次女の希望を

すんなりかなえてあげられなかったんだろう。


 

舅に迷惑をかけるのが怖かった??

私を誰かに大切にしてもらいたかった??

私の苦労を誰かにわかってほしかった??


・・・うーーーん。。。。


私はだた

こどもたちと楽しく過ごしたいだけなのに。


なんでこんなんなっちゃったんだろう。



残念な夜になってしまった。