今日は、地区の納涼祭でした。
田舎の小さなコミュニティの納涼祭なので、
出店や、やぐらなど、全部手作り。
地元の青年会や女性会、老人会などか、
協力してお祭りを運営してくれています。
やぐらの周りで盆踊りを踊っている人々をみていたら、
子供のころの、実家の町内会の夏祭りを思い出しました。
私の実家は市営団地の立ち並ぶ、人口の多い町だったので、
お祭りでは、たくさんの出店が並んでいて、
そこで買い食いするのが好きでした。
…りんごあめ、光るブレスレット、チョコバナナ…
同級生の気になる男子を見つけてちょっとワクワクしたり。
子供会のみんなで盆踊りをおどったり。
家（市営団地）に戻ると、
大人たちは、同じ棟の人達が集まって、団地の外にゴザ引いて、
みんなで料理を持ち寄り、星空宴会。
そのころは、お父さんもお母さんもいて、
近所の子供たちも、夜更かしして
お菓子食べたり、ジュース飲んだり、
大人のお酒のおつまみをもらったり。
普段の酔っぱらったお父さんは、お酒臭いし、
お母さんとケンカするから、ずっと嫌いだったけど、
この時ばかりは、ゴキゲンな酔っぱらいだったので、
ちょっと好きだった。
楽しかったなー。
思いだしたら、なんだか切なくなった。
わたし、暗黒な子供時代だと思ってたけど、
楽しかった思い出も、確かにあったなぁ。
……
今日の嫁ぎ先での納涼祭は、
ご当地音頭ばかりで、
よそ者の私には、ついていけないノリだった…。
今日のような、
地元の有志による、手作り感満載のお祭りも、すてきだけど、
やっぱりわたしはテキヤで買い食いする、
ジャンクなあの雰囲気が好きだなー。
来年度は、私に役員が回ってくるので、
この、苦手な「ご当地音頭」をマスターして、
踊らなくちゃいけない。
浴衣も買わなきゃ。
練習にも参加しなきゃ。やだなー。
って思いながら、ぼーっと盆踊りを眺めていると、
納涼祭のフィナーレで、
「さぁ！いよいよ最後の踊りとなりました。
見ている皆さんも、ぜひ、踊りの輪に参加してくださいっ！！」
の合図が…。
じじいもばばぁも、子供も、おっさんも、おばさんも、
輪に加わる。
…私、輪の中に入れなかった。
「こんな、だっせぇ踊り、恥ずかしくて踊りたくないな」と思った。
「こんな、手作りのドーナツ屋とか、近所のばばぁが作った焼きそば屋とか、
いらんだろっ！！！家で食べるのと変わらんじゃん！！
商品はすべてタダ（手作りチケット券）。
てか、こーゆーのに、町内会費使うなよ！！（町内会費：月４千円）
イベント会社に頼めや！！」
と、なんか、どさくさに紛れて、
田舎のシステムにイライラしてきて、
踊りの輪に入れなかった。
けどけどけどけどけどけどけどけどけおけお…
「・・・・・たのしそう・・・」
「・・・・わたしも、踊りたい・・・・・」
「・・・ねぇ、踊りの輪の中に、入っちゃおうよ・・・」
「・・・・あの時みたいに、踊ろうよ・・・」
・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
ぐはぁ！！！ヽ(;´Д｀)ノ
これって、いがぐりこチャイ （←;｀;:ﾞ;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ﾌﾞｯ） よね？？
いがぐりこチャイ （←;｀;:ﾞ;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ﾌﾞｯ） が、
「なんか楽しそうだから、おどろーよ(´∀｀)」
って言ってるのよね？？？！
ど、ど、ど、ど、どうしよーーーーーーーー。
で、で、で、で、で、で、でも。
わたし。恥ずかしいよーーーー！！！
「・・・・みんな踊ってるから、はずかしくないよ・・・・」
ぐっはーーーー！！！！！
きこえん、きこえん。きこえんぞーーーーーー！！！！
さっき、金魚すくいやったジャン！！！
近所のガキにまざって、私一人、大人で。
子供の中を無理やり割り込んで、金魚すくいやったじゃん！！
いがぐりこチャイ（←;｀;:ﾞ;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ﾌﾞｯ）が、
「金魚すくいやりたい」って言ったから、
青年会のお兄さんに
「あの。。。。大人でもいいですか？」って聞いて
恥を忍んで、金魚すくいやったじゃん！！
あれだけでも、私にとっちゃ、大チャレンジだったのよ。
すんげーはずかしかったのよ！！！
それだけで、充分でしょうがっ！！
…わたし、うずうずしたけど、
「踊りたい」の気持ちに気づかないふりして、
フィナーレの盆踊りも、シラッとした顔で眺めていた。
あーーーあ。やっちゃった。
いがぐりこチャイ（←;｀;:ﾞ;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ﾌﾞｯ）に
悪いことしたなーーーーヽ(;´ω｀)ノ
あーーあ。ごめんよーーー。
だってさぁ。
「○○区、大漁音頭（←漁村）でソラ！ヤレッ！！ヤレッ！ヤレッ！！」ってさぁ。
（↑曲名はイメージです。実際のものと異なりますが、似た感じです…）
・・・やっぱり、わたし。恥ずかちい…。ヽ(;´ω｀)ノ
帰り道。
「・・・・うふふ。来年は、役員だから、
浴衣着て踊れるんだー(´∀｀)♪
たのしみだなー・・・・・」
って、感じた。
ひょえーーーーヽ((◎д◎ ))ゝ