28日の夕方に真田丸の特番?今更テコ入れしても遅くないかな?もう番組始まってんだし出し惜しみするから、後から慌てる事態になるんだよ。でアナウンサーらしき方が
NHKアナウンサー「それではキリの名場面を振り返りましょう!」
“めい”は“めい”でも、名場面ではなく迷場面の方だろうと。
後、視聴率テコ入れのためにキリをプッシュするのは逆効果だから。
ありのままの~♪姿見せるのよ~♪ありのままの~♪姿見せつけた結果……キリ評判悪いですから!残念!
今回の真田丸……才も活躍の場も親父に奪われがちというか……ガチに奪われている主人公だけど親父の昌幸が元気すぎ&出たがりだったのが信繁の不幸の始まりでしたとしか言いようがないくらいに現在進行形で使えない影が薄い主人公である信繁。
ドヤ顔で自分の観察眼を押し出すわりには人質奪還に行けば、助ける筈だった人質と一緒に捕まり。(第7話参照)
脱出、出来たキッカケは、人質先の木曽さんが信繁の祖母トリの首の骨くらいグキッと片手で余裕で折れるだろう体格&年齢になった今でも、トリのビンタ1発でフラッシュバックして、即人質解放を承諾するほどトラウマになってたから。
↑木曽さん家に君臨する人質になるトリの図。(想像図)
木曽がトリによって乗っ取られ(調略)された(フレームアウト外で)、真田の血のエゲツなさを誇示する一方、トリの人脈躾と言う名のPTSDの植え付け方に救われた信繁はデリケートゾーンにズカズカ踏み込む信繁が人質を救いに行ったのに、捕まることになった元凶の幼馴染みのキリの口撃に「もう止めて!信繁のライフは0よ!」状態。大河初、主人公がヒロインのツッコミに半泣き状態になったり。
何かもう、大きな声で言えないけど信繁が主人公である必要あるのかな?みたいな。
確かに今までの大河主人公は、“根拠はないけど
”絶対正義!主人公マンセー!
主人公、“根拠はないけど”スーパー使える超絶賢い!普通の作家なら、そんなスーパーマンなんか恥ずかしくて作らないだろうからこそ!そこにしびるぅ!憧れるぅ!みたいな大河主人公は絶対正義のスーパーマン風潮にウンザリはしてきましたが……うん、アレだ。
あんなんじゃ信繁もう死んでるだろうと……よく生きてるよな、アレだけ使えなくて……って感じなんですよね個人的に。
現代ならアレでも生きていけるでしょうが……戦国なら無理でしょ?むしろ松の琵琶湖(多分)ダイブの回で死んでるでしょ?信繁、むしろ死んでないとおかしい。
というか人質になりすぎ……あんたピーチ姫ですか?ヒロインですか?
たかが創作にムキになんなよ……と思われるかもしれませんが……敢えて言いたい、歴史と戦国を愛しリスペクトする立場として……戦国なめんな。
あんな現代高校生がトリップしても生きていけそうな優しい世界が、戦国なんて私は認めない、戦国に生きていた訳ではないけれども、戦国って言うのは戦国って言うのは……アレですもし私が戦国にトリップしたら“5分”で死ぬ、殺される自信がある位に殺伐したサバイバルダンス(?)な世界な訳ですよ!!あんな優しい戦国なんて……………………
さて……クラウザーさんに代わりに叫んで頂いたところで……真田丸、感想いきますっ!
前回、滝川一益の人質になった祖母のトリ救出に向かう信繁であったが、トリを救出するどころか自らも人質になり、更に紆余曲折を経て木曽の人質になってしまう。
木曽とトリが旧知の仲のため、信繁達は何とか解放されるが、肝心のトリは木曽の人質として残ることに……。
その事を父の昌幸に叱責された信繁は懲りもせずに北条への寝返りの布石として……上杉側である海津城の春日信達を真田側に引き込むため、叔父の信尹と共に海津城へ向かう。
海津城は川中島の目の前であり、上杉にとっては重要な守りの要であった。
上杉攻めを目論む北条にとって、海津城が北条側につけば、上杉の攻略も容易くなるため、北条にとっては喉から手が出るほど欲しい筈だと読んだ昌幸はまだ春日信達が頷いてない見切り発車の状態で「海津城の春日を味方に引き入れた」という手土産を元に、北条氏直に遅刻の詫びと北条側へのつくという意思表示をするために氏直の元へ向かう。
歓迎されるかと思った氏直に、「そんな小細工(春日を味方に引き入れなくとも)なしでも北条は勝てる。室賀今泉の後ろに控えておれ。」と冷たくあしらわれる昌幸。
そんな時、氏直の父である氏政が現れ「武田にその人ありと言われた真田殿か!海津城が味方になれば上杉攻めも楽になる。戦は楽にこした事はない。」と昌幸をべた褒めして、昌幸の言われるままに信達に海津城の安堵を約束する書状をしたためるも……実は氏政……イチ国人嵐のコンサートに保護者として来たファンの母親の顔と氏名など嵐のメンバーが知るわけもないのと同じくらいに昌幸の事など知らなかった。
すぐに調子づく息子の氏直を懲らしめるためだけに昌幸を利用しただけであった。
一方、信繁は叔父の息子・信春であると偽り、春日信達と対面を果たしていた。
この信達は、信玄とは「アーッ!」の仲として有名であり、後世に「3年目(?)浮気くらい多目にみろよ。結局、先っぽも入れてないんだからさ~。」「開き直るその態度が気に入らないのよ!プンスカ!」(超訳)と言った内容の生々しいふたりの関係を妙実に語る手紙LINE
が流出した高坂弾正の息子である。(ちなみに、その生々しい手紙は現在日本の最高学府(に返り咲いたよね?何年か前に京大に負けてたけど)である東大に保管されてます。)
どれだけ生々しいか興味ある方はクグッてください。信玄の知りたくもない一面と浮気がバレた時の言い訳(しかも相手はどっちも部下)、彼の浮気完遂基準が知れること間違いなしです。
話は脱線しましたが、信達の父である弾正と信繁の父である昌幸は元同僚であり、お互い因縁浅からぬ関係。
早速、元武田旧臣同士という昔のよしみを利用して、まず信尹が信達を北条方に引き入れようと説得しますが、信達の返事は「武田をなくし、行く宛がない自分を引き取ってくれた上杉を裏切れない」というキッパリ断られる。
しかし 信尹は、これは脈があると考え……よせばいいのに、またもや信繁が信達の説得に名乗りを上げる。
信繁が自分の正体は、信達の父の同僚の昌幸の子だと告げて、ちょっと同窓会気分で和気藹々と気持ちが解れてきたまでは良かったが、信繁の理尽くめかつ、「上杉、上杉言うけれど、武田への恩義はどうなる!」とか相手を追い詰めすぎて、信達に案の定、拒絶される信繁。
「武田への恩義はどうなる。」発言に関しては……
というか、ブッチャケ滅亡した上に、再興しょうにも血筋が絶えた(探さないといけない)家に義理立てしたところで……
って感じですよね?多分。(というか信繁……勝頼様に「信玄公は死んだんです。義理立てする必要ない。」とか初回で言ってましたよね?)
信達自身も「信玄公が亡くなった時点で甲斐は武田は終わった、死んだ。」とか言ってましたし……今さら気持ちがとっくに冷めた元カレとの復縁持ちかけられても……持ちかけられた側からしたらブッチャケうざいだけなんですが。しかも自分から見切り付けた場合は特に。
理尽くめで失敗というか……信達の気持ちが分かってない状態で話を持ちかけたのが失敗なんじゃないかと。
信繁……キリの気持ちに気づいてるんだかないんだか分からん感じですが……。
今作の信繁は人の心の機微がわからない子なのかなと。何て言うか……キリに言われたから梅に櫛買ってきたりとか……マニュアル大好き人間なのかなと。(マニュアル好きすぎて応用が効かない。)
今も昔も恋愛ベタと鈍感は出世出来ないのがセオリーですからね。信繁の今後を暗示しているのかなと。信繁めっちゃ頑張れ!
後、信達の話聞いてると……「ああ、この信達たちの<チーム信玄>側の理論が勝頼や甲斐武田を殺したのか」とも少し納得すると同時に、勝頼がやっぱり頑張ってただけに切ない。
信玄の時代は、語弊がありますが戦国の大転換期前の旧き良き時代の戦国であって、信玄の亡くなった頃は丁度大転換期真っ只中で……信玄を喪った甲斐は時代の流や波に乗れなかったのかもしれません。今まで通用していた考え方が通用しなくなった、何故通用しなくなったのかも分からず……かといって考え方を変えられなくて。
いつの時代も生き残るのは、環境や変化に柔軟に適応してきた者であり、それ以外は退場するしかないですから。
で話は戻して……北条につく事を全く聞いてない真田の嫡男信幸は、またも父の昌幸の心変わりについていけず戸惑うばかりだった。
こんな事続いたら……流石に鬱になるんじゃないかと信幸のメンタルが心配です。
で、流石に昌幸の心変わりに気付いた上杉景勝が大激怒。信尹と信繁は「流石にあの兄(親)には付いていけない。自分達は上杉に残る。永久就職します!」と宣言。それに満足する景勝とジトーッと疑いの眼差しを向ける兼続(この時の「ほら、言わんこっちゃない」と言いたげな目で景勝を見る兼続の表情が秀逸)
舌の根も乾かない内に、信達に海津城安堵の書状を見せ、ようやく味方に引き込むことに成功した信尹たち。
父の命を果たせたと安堵する信繁に、 信尹は「ワシのようになりたいと言っていたが、ワシのようになるな。」と信繁に言い、何故か味方になった信達を刺殺する。
信達……父といい息子といい……刺されたモノは違えども……つくづく男に刺される側の運命にある親子らしい(いとお下品)
味方になった信達殺害理由が分からずに混乱する信繁に、信尹は信達が自分たちに襲いかかったようにみせるよう偽装工作の手伝いをさせる。
そして、何喰わぬ顔で景勝に信達が北条に寝返ったために已む無く刺殺したことを報告する。
信達を買っていた景勝は表情は複雑だが、ふたりに礼を言う。刺殺された信達の遺体は見せしめに布陣した上杉の最前列に磔され晒されることになる。
しかし兼続の疑念が晴らせないため、 信尹は信繁を上杉から離脱させる。(ちなみに信繁は景勝たちに、信尹の息子の信春として紹介されています。近い将来、上杉に人質に行くのにどうするんだろう。)
そして、よいよ北条と上杉の全面対決という時に、昌幸は漁師に扮した佐助を放ち氏直に上杉兵の数を盛って伝えさせる。
その数で戦が長引く心配と、三河の徳川の動きを警戒した氏直は兵を引くことになる。氏直は戦わずして兵を引くことになった腹いせに昌幸に殿を命じて戦線離脱。
※殿(しんがり)は、主君や主力部隊を逃がすために追撃する敵側の攻撃の盾になることであり、そのため死亡率が高いが、役目を果たして生き延びれば出世の早道とされ昇進が約束された。ちなみに秀吉の出世が早かったのは殿を務めまくったから。
ちなみに薩摩のステガマリは、殿を究極進化させたものであると勝手に個人的に思っています。
上杉も北条が引いたら、戦う理由はないと越後に帰参する。
そして、北条と上杉が引いた信濃には昌幸しか居ないという状況が作り出された。つまり昌幸は最初から北条にも上杉にも付くつもりなどなく、双方に誤報を流し混乱と疑心暗鬼に陥れることにより、戦わずして信濃から両軍を引かせたのだった。
どこまでが計算なんだと突っ込む息子たちに昌幸は上機嫌で「全部」と答える。
昌幸の底知れぬ恐ろしさに信繁はただ呆然とし、信幸はただ呆れるしかなかった。
そして、番組冒頭から「戦やだ、怖い」と大混乱だった家康は、阿茶と正信に促され、上杉攻めでガラ空きの北条攻めに乗り出すのだったで……今回は終了しました。
うーん。今回は昌幸曰く全て計算通りらしいですが……まぁ上手く両方が乗ってくれたのと「戦やだ、怖い」とか言いつつ家康が動いてくれたから上手くいきましたが……コレ1つでも動かなかったり、兼続が詰問始めたり、何か1つでもズレたりしたら昌幸の首が飛ぶよねと思いながら視聴してました。
信達がひたすら不憫。信達は祟れば良いレベルくらいに真田ひどい。けどひどいわりに、全体的に軽いから、そういう意味でも信達は呪っていい。
才ある兄の手駒として生きる自分の人生に多分、心の奥底では納得してない信尹のほの暗さも何か怖いです。
後、何かキリがフィルターかけて「信繁に助けてもらったのキャピッ」とかノロケたり、梅が薪割りしながら聞いてたりしてたけど……そのシーンいるのか?
後、やたら信繁が「学ばせてください」「学ばせてください」とか戦場で言ってましたが……戦場で学ぶ余裕があるの?学べる余裕があるほど戦場ぬるいの?とも思いました。
実践してわかることは確かにありますが……戦場に出るなら出れるレベルを身に付けてから出るのが当然の話ではと?
学校に躾まで要求する現在のモンペじゃないんだから……それどうなんだろう。
本当にそのうち死ぬぞ信繁。
NHKアナウンサー「それではキリの名場面を振り返りましょう!」
“めい”は“めい”でも、
後、視聴率テコ入れのためにキリをプッシュするのは逆効果だから。
ありのままの~♪姿見せるのよ~♪ありのままの~♪姿見せつけた結果……キリ評判悪いですから!残念!
今回の真田丸……才も活躍の場も親父に奪われがちというか……ガチに奪われている主人公だけど親父の昌幸が元気すぎ&出たがりだったのが信繁の不幸の始まりでしたとしか言いようがないくらいに現在進行形で
脱出、出来たキッカケは、人質先の木曽さんが信繁の祖母トリの首の骨くらいグキッと片手で余裕で折れるだろう体格&年齢になった今でも、トリのビンタ1発でフラッシュバックして、即人質解放を承諾するほどトラウマになってたから。
↑木曽さん家に
何かもう、大きな声で言えないけど信繁が主人公である必要あるのかな?みたいな。
確かに今までの大河主人公は、“根拠はないけど
”絶対正義!主人公マンセー!
主人公、“根拠はないけど”スーパー使える超絶賢い!普通の作家なら、そんなスーパーマンなんか
あんなんじゃ信繁もう死んでるだろうと……よく生きてるよな、アレだけ使えなくて……って感じなんですよね個人的に。
現代ならアレでも生きていけるでしょうが……戦国なら無理でしょ?むしろ松の琵琶湖(多分)ダイブの回で死んでるでしょ?信繁、むしろ死んでないとおかしい。
というか人質になりすぎ……あんたピーチ姫ですか?ヒロインですか?
たかが創作にムキになんなよ……と思われるかもしれませんが……敢えて言いたい、歴史と戦国を愛しリスペクトする立場として……戦国なめんな。
あんな現代高校生がトリップしても生きていけそうな優しい世界が、戦国なんて私は認めない、戦国に生きていた訳ではないけれども、戦国って言うのは戦国って言うのは……アレですもし私が戦国にトリップしたら“5分”で死ぬ、殺される自信がある位に殺伐したサバイバルダンス(?)な世界な訳ですよ!!あんな優しい戦国なんて……………………
さて……クラウザーさんに代わりに叫んで頂いたところで……真田丸、感想いきますっ!
前回、滝川一益の人質になった祖母のトリ救出に向かう信繁であったが、トリを救出するどころか自らも人質になり、更に紆余曲折を経て木曽の人質になってしまう。
木曽とトリが旧知の仲のため、信繁達は何とか解放されるが、肝心のトリは木曽の人質として残ることに……。
その事を父の昌幸に叱責された信繁は
海津城は川中島の目の前であり、上杉にとっては重要な守りの要であった。
上杉攻めを目論む北条にとって、海津城が北条側につけば、上杉の攻略も容易くなるため、北条にとっては喉から手が出るほど欲しい筈だと読んだ昌幸は
歓迎されるかと思った氏直に、「そんな小細工(春日を味方に引き入れなくとも)なしでも北条は勝てる。室賀
そんな時、氏直の父である氏政が現れ「武田にその人ありと言われた真田殿か!海津城が味方になれば上杉攻めも楽になる。戦は楽にこした事はない。」と昌幸をべた褒めして、昌幸の言われるままに信達に海津城の安堵を約束する書状をしたためるも……実は氏政……イチ国人
すぐに調子づく息子の氏直を懲らしめるためだけに昌幸を利用しただけであった。
一方、信繁は叔父の息子・信春であると偽り、春日信達と対面を果たしていた。
この信達は、信玄とは「アーッ!」の仲として有名であり、後世に「3年目(?)浮気くらい多目にみろよ。結局、先っぽも入れてないんだからさ~。」「開き直るその態度が気に入らないのよ!プンスカ!」(超訳)と言った内容の生々しいふたりの関係を妙実に語る手紙
が流出した高坂弾正の息子である。(ちなみに、その生々しい手紙は現在日本の最高学府(に返り咲いたよね?何年か前に京大に負けてたけど)である東大に保管されてます。)
どれだけ生々しいか興味ある方はクグッてください。信玄の知りたくもない一面と浮気がバレた時の言い訳(しかも相手はどっちも部下)、彼の浮気完遂基準が知れること間違いなしです。
話は脱線しましたが、信達の父である弾正と信繁の父である昌幸は元同僚であり、お互い因縁浅からぬ関係。
早速、元武田旧臣同士という昔のよしみを利用して、まず信尹が信達を北条方に引き入れようと説得しますが、信達の返事は「武田をなくし、行く宛がない自分を引き取ってくれた上杉を裏切れない」というキッパリ断られる。
しかし 信尹は、これは脈があると考え……よせばいいのに、またもや信繁が信達の説得に名乗りを上げる。
信繁が自分の正体は、信達の父の同僚の昌幸の子だと告げて、ちょっと同窓会気分で和気藹々と気持ちが解れてきたまでは良かったが、信繁の理尽くめかつ、「上杉、上杉言うけれど、武田への恩義はどうなる!」とか相手を追い詰めすぎて、信達に案の定、拒絶される信繁。
「武田への恩義はどうなる。」発言に関しては……
というか、ブッチャケ滅亡した上に、再興しょうにも血筋が絶えた(探さないといけない)家に義理立てしたところで……
って感じですよね?多分。(というか信繁……勝頼様に「信玄公は死んだんです。義理立てする必要ない。」とか初回で言ってましたよね?)
信達自身も「信玄公が亡くなった時点で甲斐は武田は終わった、死んだ。」とか言ってましたし……今さら気持ちがとっくに冷めた元カレとの復縁持ちかけられても……持ちかけられた側からしたらブッチャケうざいだけなんですが。しかも自分から見切り付けた場合は特に。
理尽くめで失敗というか……信達の気持ちが分かってない状態で話を持ちかけたのが失敗なんじゃないかと。
信繁……キリの気持ちに気づいてるんだかないんだか分からん感じですが……。
今作の信繁は人の心の機微がわからない子なのかなと。何て言うか……キリに言われたから梅に櫛買ってきたりとか……マニュアル大好き人間なのかなと。(マニュアル好きすぎて応用が効かない。)
今も昔も恋愛ベタと鈍感は出世出来ないのがセオリーですからね。信繁の今後を暗示しているのかなと。信繁めっちゃ頑張れ!
後、信達の話聞いてると……「ああ、この信達たちの<チーム信玄>側の理論が勝頼や甲斐武田を殺したのか」とも少し納得すると同時に、勝頼がやっぱり頑張ってただけに切ない。
信玄の時代は、語弊がありますが戦国の大転換期前の旧き良き時代の戦国であって、信玄の亡くなった頃は丁度大転換期真っ只中で……信玄を喪った甲斐は時代の流や波に乗れなかったのかもしれません。今まで通用していた考え方が通用しなくなった、何故通用しなくなったのかも分からず……かといって考え方を変えられなくて。
いつの時代も生き残るのは、環境や変化に柔軟に適応してきた者であり、それ以外は退場するしかないですから。
で話は戻して……北条につく事を全く聞いてない真田の嫡男信幸は、またも父の昌幸の心変わりについていけず戸惑うばかりだった。
こんな事続いたら……流石に鬱になるんじゃないかと信幸のメンタルが心配です。
で、流石に昌幸の心変わりに気付いた上杉景勝が大激怒。信尹と信繁は「流石にあの兄(親)には付いていけない。自分達は上杉に残る。永久就職します!」と宣言。それに満足する景勝とジトーッと疑いの眼差しを向ける兼続(この時の「ほら、言わんこっちゃない」と言いたげな目で景勝を見る兼続の表情が秀逸)
舌の根も乾かない内に、信達に海津城安堵の書状を見せ、ようやく味方に引き込むことに成功した信尹たち。
父の命を果たせたと安堵する信繁に、 信尹は「ワシのようになりたいと言っていたが、ワシのようになるな。」と信繁に言い、何故か味方になった信達を刺殺する。
信達……父といい息子といい……刺されたモノは違えども……つくづく男に刺される側の運命にある親子らしい(いとお下品)
味方になった信達殺害理由が分からずに混乱する信繁に、信尹は信達が自分たちに襲いかかったようにみせるよう偽装工作の手伝いをさせる。
そして、何喰わぬ顔で景勝に信達が北条に寝返ったために已む無く刺殺したことを報告する。
信達を買っていた景勝は表情は複雑だが、ふたりに礼を言う。刺殺された信達の遺体は見せしめに布陣した上杉の最前列に磔され晒されることになる。
しかし兼続の疑念が晴らせないため、 信尹は信繁を上杉から離脱させる。(ちなみに信繁は景勝たちに、信尹の息子の信春として紹介されています。近い将来、上杉に人質に行くのにどうするんだろう。)
そして、よいよ北条と上杉の全面対決という時に、昌幸は漁師に扮した佐助を放ち氏直に上杉兵の数を盛って伝えさせる。
その数で戦が長引く心配と、三河の徳川の動きを警戒した氏直は兵を引くことになる。氏直は戦わずして兵を引くことになった腹いせに昌幸に殿を命じて戦線離脱。
※殿(しんがり)は、主君や主力部隊を逃がすために追撃する敵側の攻撃の盾になることであり、そのため死亡率が高いが、役目を果たして生き延びれば出世の早道とされ昇進が約束された。ちなみに秀吉の出世が早かったのは殿を務めまくったから。
ちなみに薩摩のステガマリは、殿を究極進化させたものであると勝手に個人的に思っています。
上杉も北条が引いたら、戦う理由はないと越後に帰参する。
そして、北条と上杉が引いた信濃には昌幸しか居ないという状況が作り出された。つまり昌幸は最初から北条にも上杉にも付くつもりなどなく、双方に誤報を流し混乱と疑心暗鬼に陥れることにより、戦わずして信濃から両軍を引かせたのだった。
どこまでが計算なんだと突っ込む息子たちに昌幸は上機嫌で「全部」と答える。
昌幸の底知れぬ恐ろしさに信繁はただ呆然とし、信幸はただ呆れるしかなかった。
そして、番組冒頭から「戦やだ、怖い」と大混乱だった家康は、阿茶と正信に促され、上杉攻めでガラ空きの北条攻めに乗り出すのだったで……今回は終了しました。
うーん。今回は昌幸曰く全て計算通りらしいですが……まぁ上手く両方が乗ってくれたのと「戦やだ、怖い」とか言いつつ家康が動いてくれたから上手くいきましたが……コレ1つでも動かなかったり、兼続が詰問始めたり、何か1つでもズレたりしたら昌幸の首が飛ぶよねと思いながら視聴してました。
信達がひたすら不憫。信達は祟れば良いレベルくらいに真田ひどい。けどひどいわりに、全体的に軽いから、そういう意味でも信達は呪っていい。
才ある兄の手駒として生きる自分の人生に多分、心の奥底では納得してない信尹のほの暗さも何か怖いです。
後、何かキリがフィルターかけて「信繁に助けてもらったのキャピッ」とかノロケたり、梅が薪割りしながら聞いてたりしてたけど……そのシーンいるのか?
後、やたら信繁が「学ばせてください」「学ばせてください」とか戦場で言ってましたが……戦場で学ぶ余裕があるの?学べる余裕があるほど戦場ぬるいの?とも思いました。
実践してわかることは確かにありますが……戦場に出るなら出れるレベルを身に付けてから出るのが当然の話ではと?
学校に躾まで要求する現在のモンペじゃないんだから……それどうなんだろう。
本当にそのうち死ぬぞ信繁。