フューチャーウォーカー5巻、発売! | フューチャーウォーカー オフィシャルブログ

フューチャーウォーカー5巻、発売!

みなさま、こんにちは。
こちらはトロメニ編集室です。

われらがケンタンは秋まっさかり。
窓の外に木々の色づきを眺めながら、今日も今日とて「フューチャウォーカー」の編集作業を進めております。

さて、いよいよフューチャーウォーカー5巻「忘れられたものを呼ぶ声」の発売です!
今回の表紙は、ドラゴンロードの娘、いまは人間にポリモーフしているアイルペサスです。

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1~4巻と一緒にならべてみると、とってもカラフルでかっこいいです。
背後に輝くゴールドドラゴン(親父さん)も、神々しくて美しい!

まだ中身をご覧になっていない読書諸兄のために、例によって、ちょこっとご紹介しましょう。
トンビルを襲わんとするグデン山の巨人。
その巨人を足止めすべく、アフナイデル、エデリンらの一行が問答をくり出すのです。
なんという展開!

 アフナイデルは全身の力を腹に集中し、力強く叫んだ。
「さあ! はじまりだ!」
巨人の表情がかたくなる。アイルペサスは「顔が大きいから緊張がはっきりとわかるわね」と考えた。アフナイデルは両うでをあげ、声をふりしぼった。
「一より大きな自然数で、一とそれ自身のほかにわけられない数を素数という! では、一から五十のあいだに、いくつの素数があるかこたえよ!」
巨人の顔から血の気がひく。巨人は信じられないというようにうめいた。
「……数学の問題か!」


はたして、巨人に数学などできるでしょうか?
そして、アフナイデルに続き、エデリンの問題。

「ジャイファンでもっとも早いラクダは三日で三十九ペンキュビット歩いたあと、一日休む。バイサスでもっとも早い馬は二日で三十三ペンキュビットを走り、一日半休まなければならない。ゾランから同時にバイサスインペルめざして出発した場合、六日目にはどちらが先にいるでしょうか?」
巨人は再び青ざめた。

そりゃあ、青ざめますよ。
グデン山の巨人、最大のピンチか!
最後はイルリルが問題を出すのですが……。

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「おまえの番だ! エルフ!」
アフナイデルは、心臓が腹のなかを転げまわるような気持ちをあじわった。イルリルは、巨人がこたえられないなぞなぞをだせるだろうか?
ユピネルの幼な子であるエルフ、イルリルがはたして巨人の裏をかくような問題をだせるだろうか? 調和の生き証人であるエルフが?


超天然エルフ、イルリルはどんな問題を出したでしょう。
これがまた、イルリルらしい問題なのです。
ぜひ5巻をお読みになって確かめて下さい。

トンビルでは、ついにハルシュタイル侯爵がシンスライフの遺言に迫ります。
怒濤の急展開を見せる5巻、秋の夜長にじっくりと堪能してください。

全7巻の完結まで、あとわずか。
最後まで「フューチャーウォーカー」の摩訶不思議な世界を楽しんで下さいませ。

翼にふりそそぐ陽光のごとき正義よ!