昨年、
20年ぐらい前にNHKで放送された番組を
再放送で見ました。
 
 
『フジコ ーあるピアニストの軌跡ー』
 
 
ピアニスト、フジコヘミングさんの
特集番組でした。
 
 
フジコさんのことは
難聴のピアニスト
ということぐらいしか知らなくて、
このとき見た番組で
初めてその世界観を知ったんですが、
最後まで見入ってしまいました。
 
 
 
当時、このNHKの番組で
フジコヘミングというピアニストは
一躍時の人となったようですね。
 
 
60歳を超えて売れたピアニスト。
 
 
 
生まれて初めてピアノを聴いて
涙が出ました。
 
 
番組では、
ショパンやリストの曲を
弾いてたんですけど、
中でもやはり彼女の代名詞
ともいえる曲、
リストの『ラ・カンパネラ』
 
 
 
すごく心に響いて自然に涙が。
 
 
 
彼女の波瀾万丈な生い立ちを
追いながらの番組だったので、
心にしみました。
 
 
ドイツに生まれ
日本人の母と、
スウェーデン人の父親を持つハーフで、
日本に移住するも、その後
長らく国籍を失うという過去。
 
 
自分が何者なのか、
アイデンティティーを失う辛さ。
 
 
どんなに貧しくても
ピアノを売らなかったという母親。
 
 
 
海外で貧困のなか
ピアニストとしてもがく日々。
 
 
そして聴力も失い。
 
 
そんな彼女の人生から
生み出されるピアノは
本当にせつなくて清らかで。
 
 
言葉では言い表せないほど
たくさんの感情が出てきながら、
その世界観に入り込んでしまいました。
 
 
 
 
 
そして、
インテリアがまた
とっても素敵なんです乙女のトキメキ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
番組では、下北沢の自宅が
映されてましたけど、
今はパリや京都にも
ご自宅があるそうですが、
彼女の世界が表された
とっても素敵なインテリア♡
 
 
番組のあと、このインテリアも
話題になったそうです。
 
 
 
ピアノは全部のご自宅にあるようで、
絵も描かれるフジコさんは、
自作の絵も素敵な額縁にいれて
飾っていました。
 
 
古い家具を大事に長年
使ってるそうですハート
 
 
ライトの配置とか、
絵や写真の飾り方とか
さりげない無造作感が
とてもオシャレでしたむらさき音符
 
 
夜になるとピアノを弾くそうで、
部屋のあちこちに置かれた
テーブルライトや
フロアライトだけの明かりの中で
ピアノを弾いている姿がとても絵になるむらさき音符
 
 
ファッションにも必ず何かしら
自分で細工をするそうですよハート
 
 
番組の中では
襟元に、レースを切って
あしらっていました。
 
 
昨年、
『フジコヘミングの時間』
という映画も出ていますので
気になる方はご覧になってみてくださいねふんわり風船ハート
 
 
80歳を過ぎて今なお
世界中をまわってコンサートを
されているフジコさん。
 
 
コンサート行けますようにハート