急性心筋梗塞や脳卒中での死亡保障が普通死亡保障の2倍になる保険 | FPで保険屋のオッサンのブログ

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お金のはなし(特に不動産と保険)アレコレ。時々ぼやき。

保険見直しで、こんなやり方があると提案した内容を皆さんにご紹介します。

 

35歳で60歳までの定期保険に加入し、2人の子供が大学を卒業したので、2000万円の保障を1000万円にして保険料の削減を希望している50歳のお客様に、2つのプランを提示しました。

 

 

 

 

一つ目は、2000万円を1000万円に単純に減額する提案です。保険料の負担が半分になります。

 

現在の解約返戻金が102万円あるので、2000万円を1000万円に減額すれば解約返戻金の半分の51万円が戻ってきます。

 

 

 

 

 

2つ目は、掛け捨て保険で、普通死亡は1000万円ですが、災害死亡や重度疾病(急性心筋梗塞や脳卒中)で死亡の時は2倍の2000万円になる保険です。

 

経営者の死亡リスクに対応した外資系○○生命の法人保険で、個人でも申込めます。

 

 

 

この法人保険を提案したのは理由があります。

 

①、現在の2000万円を1000万円に減額した場合は51万円の解約返戻金はもらえても残りの51万円は保険会社にそのまま残ります。

 

でも、解約返戻率は次第に低くなり、60歳まで支払ったら解約返戻金はゼロになって手許に1円も戻ってこないのです。

 

それなら、現在102万円の解約返戻金を全部もらってしまう方がお得だからです。

 

②、中年から多くなる急性心筋梗塞や脳卒中の死亡保障として今までと同じ2000万円の死亡保障が法人保険にはあるからです。1000万円に減額した時より保障が優れています。

 

さらに、3つの告知内容に該当しなければ申込める簡単な内容になっているのも特徴です。

 

 

 

 

50歳から支払う保険料は、現在の保険を減額した場合は4,290円ですが、法人保険では5,660円と1,370円高くなります。

 

保険料、保障額、解約返戻金を総合的に検討してどちらを選ぶのかはお客様の判断になります。

 

 

 

 

法人向けと言われている保険でも個人で活用できるおもしろい保険がありますのでファイナンシャルプランナー(FP)に聞いてください。

 

保険の選択や見直しをする時は、個人保険にこだわらずに法人保険にも目を向けていただければ選択の幅は広がると思いますよ。

 

 

 

栃木・宇都宮の

FP・保険コンサルタント

五十嵐良太郎