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ifortさんのブログ

在米10+年のifortです。ハイパフォーマンスコンピューティングとか計算機科学とかFortranとか、そういった類のことをアメリカから発信していこうかと思っています。

情報ソースとしてHPCWireをよく見るのですが、日本語版HPCWireも本家に負けてない。特に神戸大学特命教授、小柳先生による「HPCの歩み50年」は圧巻。
http://www.hpcwire.jp/50history.html

第75回目にして、未だ自分が実際に計算機を使い始めた年になってないというところが堪らない。HPCの歴史って長いんですね。

ちなみに2000年のSuperComputing ConferenceのGordon Bell Awardではピーク性能が1.34Tera Flopsだったそうな。Nvidiaの次世代GPU Pascal一枚で12Tera Flops (single precision) らしいですから、技術の進歩とは全く恐ろしい。

そういえば、最近CUDAについて調べたので次からはGPUについて書こうかな。

アメリカエネルギー省の2017年度予算請求案のプレゼンPDFを発見。
http://science.energy.gov/~/media/sc-1/pdf/2012/Murray_2017_Budget_Presentation.pdf

これを読み込むのは僕には一苦労ですが、一番興味深いのはAdvanced Scientific Computing Research(ASCR)とBasic Energy Sciences(BES)/EFRCとかそこら辺かな。今ままでプロジェクト全体の予算は気にしたことなかったけど、予算規模でみると結構面白い。BESってこんなに大きなプロジェクトだったのね。

ちなみに件のPDFの10ページ目には次世代スパコンのスペック一覧表も興味深い。これといって新しい情報は見当たらないけど、だんだん具体的になってきたような。AriesというInterconnectはあまり聞いたことないので、ちょっと調べてみようか。
アメリカの国立研究所にあるHPCリソースを使って、積極的に企業と共同研究するプロジェクトが始まった模様。
http://www.hpcwire.com/off-the-wire/doe-announces-first-hpc-for-manufacturing-industry-partnerships/

HPC4Mfg (High Performance Computing for Manufacturing)と言うそうな。普通アメリカのスパコンはDepartment of Energy(エネルギー省)所属の国立研究所にあるのですが、

“Access to supercomputers in the DOE’s labs will provide a resource to American firms inventing and building clean energy technologies right here at home that no international competitor can match,”

とか、

"Access to HPC will give these companies an edge in the international competition for the clean manufacturing capabilities of the future. "

とか、結構な意気込みを感じます。HPCの技術が企業でも日常的に使われるようになると嬉しいですね。HPC4Mfg、期待しています!

周りの人がやっているので、興味本位でアメブロ始めてみました。果たして長続きするかな?

第1発目の投稿は、日本のcomputational science界隈の期待を担う次世代スパコン(通称ポスト京)について。

日経新聞によると"ポスト「京」は省エネ重視 文科省、スパコン「最速」固執せず "とのこと。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG22H08_U5A221C1MM0000/

いくらソフトウェア開発、スパコン開発が大事とはいえ、原発一基作るわけにはいかないからね。Linpackベンチマークを気にしないのも最近の傾向。

現在、「世界最速」のスパコンを擁する中国からのコメントを発見。以外とわかっている感じ?
http://www.japohan.net/archives/9354