こんばんは^_^
今回は、今まで載せるか迷っていた、抗がん剤治療中、その後の爪の写真を載せようと思います
このような、綺麗ではない写真をお見せするのは勇気がいりますが、
副作用で困ってらっしゃる方のお役に少しでも立てれば幸いです✨
【苦手な方はスルーしてください】
そのままだとインパクトが強いので、少し美白加工しています。本来は抗がん剤治療中独特のドス黒い肌の色です
まず、今治療中でボロボロでも、治療が終われば、ある程度元に戻ると言うことをお伝えしておきます!
①
②
③
①は左手、②は右手、上は、ドセタキセル治療の、1番爪が痛くてひどい時です。
爪が剥がれてきて、とても痛かったです。
元々は、ネイルベッドという、爪の土台になる部分が大きく縦長でカーブがある爪だったのですが、どんどん小さく、平らになって、剥がれてきました。
①②の下の写真は、EC療法、ドセタキセル、ゼローダの2年弱におよぶ化学療法後、2年経った写真です✨
これを見ると、今治療中の方も安心してもらえるのではないでしょうか。
私も治療中は、爪が全部なくなってしまうのではないか、元の爪にもどるのか、ネイリストには戻れないのではないかと思っていました
③の上は、乳癌とわかる前のペディキュアをした足の爪です。
下の写真は、治療終了後、2年経過したペディキュアをした足の爪です。
見比べていただくと、下の写真の爪のほうが、小さく細くなっています。
足の爪は、元には戻りませんでした
特に小指、薬指は、ほんの少ししかし爪がありません。
足の爪は、剥がれるというより、
・巻き爪になる
・皮膚と爪の境が繋がり、爪が皮膚のように柔らかくなり、徐々になくなる
・巻き爪から肉腫ができて痛い
というような副作用でした。
足は、ゼローダの副作用、手足症候群の症状が強かったです。
❶EC療法中(左上)↓
回数の分だけ、白い横筋がでてくるのが不気味でした。
黒ずんできています。
❷ドセタキセル療法中(右上)
横筋が深く波うち、先端から剥がれてきて痛みがありました。
肉腫が手や足にでてきて、痛かったです
↓
この他、色々な副作用がありましたが、
爪・手足に関しては、ゼローダの手足症候群で、歩けなくなるほど足の裏が痛くなりました
徐々に症状は落ち着きましたが
足の爪は、全部は元にもどりませんでした。
見苦しい写真をたくさんすみません🥲
手の爪はかなり元に戻りましたが、少しの事で剥離しやすくなったのと、手足症候群のなごりで、
手のひらや指の関節の皮がなかなかつながらず、皮膚の弾力がもどりません🥲
それでも、補強コートを塗り続け、爪がかなり丈夫になり、オイルやクリームで保湿し続ける事で、かなりマシになりました😊
ネイリストとしては、胸がなくなる事よりも、この状態の手足である事が、とても辛かったです。
だからこそ、もし治療で困っている方がおられたら、少しでも力になりたいと思います
治療中は、爪の様子が見たいのと、刺激を与えたくなくて、自爪のまま過ごしていましたが、
ずっと補強コートを塗っていれば良かったと思いました。
(サバイバー仲間の友人は、ずっと塗っていたので、剥離しなかったそうです)
化学療法中は免疫力が落ちているので、ジェルなどはカビなどが生えやすいしNGですが、
補強コートは透明なので、変化があると分かりやすいし、除光液で落とせます。
除光液は刺激が強いので、極力、使用回数を少なくした方がいいですが、、、。
ネイリストは、医療行為に関わることはできないですが、化学療法が終わり、爪や手肌を健康に導くお手伝いはできるかと思います✨
もしも、治療が終わり、ネイルサロンに行きたいけど、勇気が出ないという方がおられたら、
ぜひIf Nailにお越しくださいね😊✨
自宅サロンですし、誰にも見られず、聞かれず、ご相談にのることができます。
(傷などがある状態の場合、安全の為、お断りする場合がございます)
ただ、治療中は、非常に敏感で繊細な状態になっていますので、施術はする事はできません。
先生や看護師さんに相談しながら、OKがでれば、ご自宅で補強コートで爪の保護をされるといいと思います。
爪にはオイル、手足には保湿クリームをこまめに塗ってくださいね
長々とお付き合いいただきありがとうございました