兄嫁は結婚まえから

メンヘラらしいということを聞いていた

 

 

なんで

そういう人と結婚するのかな

 

というのが第一印象だった

 

 

 

 

少し前に

 

亡き兄の凄まじい汚部屋の荷物を処分し

すべてリフォームした

 

もちろん

兄嫁には全く手伝わせていない

 

 

ただ

あまりに部屋がキレイになったから

見てもらいに

部屋に案内した

 

 

いや

案内しようとした

 

 

すると

「私に何をしろって言うの!?」

 

「兄弟ですればいいじゃない」

 

「わたしは関係ない」

 

など訳の分からないこと言い出す

 

ただ見てと言っただけなのに

 

 

 

 

コレコレ

 

私も心の奥では思っていたが

言い出せずにいた言葉

 

 

「わたしは関係ない」

 

 

そう

競売で家が無くなった母のために

家を準備するべきは兄で

 

 

私は全く関係ないこと

 

 

 

私が言いたかった言葉

 

 

 

まるっと

兄嫁に言われました

 

 

 

 

 

後で

兄に諭されたのか

謝罪の電話はあったけれど

 

 

一度

放った言葉って

回収できないんだよね

 

 

 

実際

引っ越しだって

兄嫁は手伝いに来なかった

 

 

まあ

いいけど

 

 

 

つまり

いくら言い繕ったところで

本心は、そういうこと

 

 

 

 

 

兄嫁の言葉くらい

どうってことない

 

 

 

母の言葉

「勝手に帰ってきて勝手にリフォームした」

 

「出て行け」

 

「ここはお母さんの家や」

 

「お前には、やらん」

 

何度も言われて傷ついた

 

 

言った方は認知症で

もう忘れてるけど

 

私の心は傷ついたまま

 

 

 

よく政治家が

前言撤回しますっていうけど

 

実際

そんなこと出来やしない

 

 

 

私に家をやらなかったばっかりに

家なしになってしまうなんて

なんとも皮肉な話だ