怪鳥人間バットマン吹き替え~シーズン1・9~10話 | Midnight Special

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今回の敵は ゼルダ (アン・バクスター)

演じているのは前エピソードで 「アイスマン」 を演じたジョージ・サンダースも出ている

 「イブの総て」 で野心家の若手女優を演じて主演のアン・バクスター

バットマンでも野心家の女マジシャン役です

吹き替えの方はどなたかちょっと分かりませんです

昔の番組だとあまり馴染みのない方が吹き替えられてて悩みます・・・


バットマン初の女性の悪人ですけど、ナゾラー、ペンギン、ジョーカー、アイスマン、と

インパクトあるヴィジュアルの男性の悪党共のあとは

峰不二子的な美女の登場であります

 




バットマンでは毎回、最初に悪人が騒動を起こしたり

犯行予告を残したりと警察を挑発するような行動をとる

そこで警視総監が 「これは○○の仕業だ! またあいつか!」

で、部下達に 「捕まえられる奴はおるか?」 と問いかける

ところがところが、部下たちは皆相手が悪いと尻込みして目を逸らす

んで、 「仕方がない、彼に頼もう」 とバットマンに連絡

それが真っ赤な直通電話 「バット・フォーン(またはバット電話)」

電話を受けてバットマン出動! そういう話の流れなんですね


しかし、今回は警視総監も犯人を特定できない

それもそのはず、犯人のゼルダは初めての犯行なんですから・・・


そもそもゼルダ、世間をあっと言わせて有名になりたいというような上昇志向の持ち主

その彼女が仕事上での付き合いのあるマジック・ショップを経営する

如何にも怪しげな悪人アクダルという男にそそのかされて銀行強盗を決行

挙句の果てにバットマンの正体であるブルースのハリエットおばさんを誘拐

まあ、当然ブルースがバットマンだと知る由もなく 「偶然」 大富豪の身内を誘拐した

そういうことなんですがね


ハリエットおばさん救出にやって来たバットマンとロビン

アクダルの罠で 「脱出の仕掛けのない箱」 に閉じ込められちゃう

ガスが充満して危機一髪のところ機転を利かせたバットマン、見事脱出!

でも、アクダルが一枚上手

もしものことを考えてバットマンに恨みのあるギャング二人を隠れて待機させていた

 (しかもバットマンを殺させてやるからと金を取るというセコさw)

そんなアクダルのあまりにも卑怯なやり口に改心したゼルダ

バットマンに危機を知らせ、ギャングもろともアクダルは気絶して逮捕!

ゼルダも刑務所送りになります


今回の話には後日談があって、ブルースがゼルダに面会しに務所を訪れます

そのブルースからゼルダに思わぬ提案が・・・

  「刑期を終えて出所したら子供達にマジックを披露する仕事をして欲しい」 と

それを聞いたゼルダ、すっかり改心してるので眼を輝かせて了承します

何とまあ、粋な計らいで御座いましょうか

 「バットマンのちょっといい話」 でした


このゼルダ役が好評だったからか、演じたアン・バクスターは

後に別の役で再登場することになります・・・