→検査は全て終えて、特に問題はなかったので病院内での審査は通り、あとは循環器学会へ申請を出す…
というところまで来ました。
が、ICUへ入室してからの血液検査で「好酸球」や「炎症反応(CRP)」の数値が高いらしくて…。
「なぜそうなるのか原因や理由が説明できないと申請が出せない」と先生方はおっしゃいます。
ここで一旦ストップです。
先生方は日々話し合い、あれこれ解決策を探っていました。
まずは原因となりえそうなお薬の変更や減薬でした。
点滴薬ドブタミン→ドブトレックスへ変更
サムスカ中止
アーチスト使用量減
アミオダロン中止
ピモベンタン中止
日々、血液検査結果とにらめっこです。
CRP(炎症反応)が高くなるのはなぜか?と、手首動脈からの点滴位置を変更したり、抹消点滴位置を変更したりと試行錯誤。
バルーン(尿管)が入っているため尿検査を受けると、今度はそこから菌が出た。
抗生剤を点滴すると、好中球が上がる。
2月末。もう申請は出せないんじゃないのかと
旦那さんも6月末で完全退職の予定でしたが、移植コーディネーターさんや先生との話し合いで「早く退院できることになったらどうするのか⁇」と厳しく問われ、1ヶ月早めることになりました。
だから若い社員さんに仕事を教えている立場で退職を早めたこと、当初の予定がどんどん遅れていくのが申し訳なくて…
だからもうすっかり気持ちも負けていました
そして1週間ほどして、ようやく数値が少しだけ下がってきました。
「「薬剤性」と説明できるので、大丈夫!
これで申請出します。おそらく結果は週末に…
他は特に問題がないので大丈夫でしょう」と先生はおっしゃってくださいました。
その日の朝のめざましテレビの占いで、私の生まれ月の星座が1位
止まっていたことが前へ進む…というような内容
そしてラッキーパーソンは字の綺麗な人
たまたまその時担当してくださっていた看護師さんは「とても字が綺麗なんだよ」と他の看護師さんがちょっと前に話してみえたので、
当たるかもしれない…とちょっぴり希望が出てきました。
「私は今朝夜勤明けだから、次の出勤日は3日。手術日その日に決まるといいな❣️」と話されて帰っていきました。
循環器学会が申請書を受理してくださり、VAD手術日決定へ向けて心不全チーム、心臓外科、麻酔科の先生方が動き始めたようでした。
その前に、麻酔科の先生のお話を聞かなければならないと。これは患者本人だけでも良いとのことでしたので、私一人で聞きその場で同意書にサインして先生に直接渡しました。
そして手術日が突然決まり、なぜか患者より先に旦那さんへ連絡。
その時に家族説明日も決まったようです。
ひな祭り…一生忘れることができない日になりました
担当看護師さんが希望していた担当日。
良かった…
最後にお会いできるんだ
あとは手術が無事に終わることを願うだけです。