森に守られた小屋です。

もし見晴らしのいい草原にポツンと建っていたら、

強風で吹き飛ばされてしまうでしょう。

くじゅう連山の方向には杉やヒノキの林があります。

山から吹き降ろすとてつもない暴風を防いでくれます。

幅は約20メートル、

その先から山に向かって生えていた広大な杉林は、

20年前の台風16号で、

まるで原爆が落ちたかのように一面なぎ倒されてしまいました。

昨日なんとかポンプ屋さんに修理に来てもらい、

井戸水が使えるようになりました。

雷による被害は約20万円、

保険に入っているので全額出ます。

今年に入って2回目です。

山暮らしに保険は必須です。

勉強しました笑

井戸が使えない1週間、

毎日湧水をポリタンクを持って汲みに行きました。

自然に湧き出ている水は貴重です。

それでも地震で水脈が変われば使えなくなる可能性があります。

とにかく心配しはじめるときりがないのです笑

人はなぜいつも不安なのか、

心配性なのか?

いつもいつも恐がってる、

でもこの性質があったから、

人類は生き残ったと思っています。

人って弱い動物ですよね。

力は弱いし毛も羽も生えていないし、

ちょっとした細菌でも病気になってしまう、

もし水を4〜5日一滴も摂らなければ、

人は死んでしまいます。

だからぼくはいつも心配し、

不安でなくてはならない、

心配性な自分を、

こう受け入れているんですよ。

そうしたらとても楽な気分になりました笑