博多のスタバでひと休みしながら書いてます。
行きたかった鴻臚館、こうろかんですね、
山を下り、車で2時間ほどで博多に着きます。
鴻臚館は奈良、平安時代に唐や隋との外交のために使われていました。
空海や最澄、吉備真備も唐に渡るため、
何ヶ月もここに滞在し、
北東の風を待ったのです。
今、ぼくは建物のほぼ中央に立ち、
海の方向を眺めています。
林立するビルの手前の林辺りから、
当時は砂浜が拡がり、
その先は海でした。
五百人ほどの使節団がここに宿泊していました。
彼らはなにを使命に感じ、
大変な危険をしてまで海を渡ったのでしょうか?
ぼくはここに立ち、
目を閉じて、
彼らの希望に満ちた輝く目で、
海を眺めている姿を見ているのです。
唐へと向かう船旅は、およそ半数の船が遭難するほどの危険なものでした。しかし、当時の最先端の制度や技術、仏教の教えを学ぶため、遣唐使一行は荒海へと乗り出していったのです。



