さあ、ナチュラルガーデニングの季節到来です。
手前のモサモサと生えてきたエキナセア、
きびしい冬を乗り越えて出てきてくれました。
あとはほとんど自生え（じばえ）の雑草たちです。
湯布院にある玉の湯の庭が大好きで、
宿泊もしないのにジッと石畳に突っ立って眺めていました。
宿主の溝口さんは湯布院の野山の景色をそのまま庭にしたいとおっしゃっていました。
いつもハサミでチョキチョキと自然の雑草を庭に仕立てていく姿は庭師か禅僧のように見えたものです。
少しでも近づきたいなって、あこがれていました。
一昨日、集落のキンミツさんが癌で亡くなられました。
大好きな方でした。
数年前の大雪で車が埋まって動かせないときに、
ユンボを持ってきて雪かきをしてくれました。
集落の人と喧嘩した時に、
「なんかあったんか？」と赤黒く日焼けした顔にギョロッとした大きな目の端にしわをよせ、
やさしく心配してくれました。
荒っぽい、はげしい性格で喧嘩っ早くて、
決してみんなにいいようには思われてはいませんでしたが、
外から来た僕にはやさしくしてくれて、
大好きだったのです。
昨日、11時から集落のはずれにある葬儀場でお葬式がありました。
外の人間の僕は近くまで行き、手を合わせご冥福をお祈りしました。
そのあと、なにかやるせなくて阿蘇山まで見渡せれる高台に行こうと、
ため息を何度もつきながら車のハンドルを握っていました。
途中の荒れた崖に無数の黄色い花が咲いていたのです。
そして、上を見上げたら、青い空にポツンと浮かんだ雲が虹色に染まっています。
あとで彩雲と知りました。
お昼前のことでした。
キンミツさんはあの虹を渡っていったのですね、、、
人の命ははかないものです。
できれば、やりたいことをやりきって旅立ちたい、
それは人に迷惑をかけることかもしれません、
でも後悔はしたくありません。
どうぞ、許していただきたい、
わがままな自分勝手な生き方でごめんなさい
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＜読んでくださった皆様へ＞
読んでいただき、ありがとうございます。
<(_ _*)> ｱﾘｶﾞﾄｫ
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m(._.*)mﾍﾟｺｯ
