冬になると、灯油を買いに山を下ります。

 

灯油缶を後部座席の足元に置いて、

 

満タンにした灯油を積んで、山道を上がってくるのですが、

 

缶を包んでいたビニール袋に穴が開いて、

 

車内は異臭に、、、

 

新聞紙や雑巾でこぼれた灯油を拭きとっても、臭いは消えません。

 

思いついたのが、使用済みのコーヒー粉です。

 

畑の肥料用にとっておいたものを使いました。

 

なんと、一日そのままにしておくと、すっかり異臭は消え、

 

車内は微かに香ばしいコーヒーの香りが漂っています。

 

掃除機で粉を吸い取って完了。

 

薪ストーブの火起こしには、松の枯れ葉が最高です。

 

油を多く含むから、パチパチとよく燃えます。

 

山に来て、自然のなかで暮らす、

 

便利さを排除した不自由さが、

 

シンプルで研ぎ澄まされた感覚を呼び覚ましてくれます。

 

僕に必要なものは、すべてここにあるって。

 

自分のものでないものを願ったり、求めることはつらいことです。

 

落ち葉掃きを毎日続けています。

 

仕事の合い間に時間があれば掃く、そんなシンプルな生活です。

 

 幸福への道はただ一つしかない。

 それは、自分の力でどうにもならない物事を

 悩んだりしないことである。

 - エピクテトス 西暦50年頃の哲学者

 

僕の今の生き方はエピクテトスに学んだことが多いです。

 

紀元前後のあのローマ皇帝ネロの時代、奴隷階級で自由のなかった彼は、解放されたあと哲学の教師となりました。

 

自然、宇宙の摂理に学ぶことの大切さを彼は語っています。

 

もし、病気になったとしても、それは自然から与えられた自分の使命だから、喜んで受入れよう、

 

エピクテトスはそのような考え方でした。

 

苦しみは消えますよね。

 

ナチスの収容所で生き延び、恋人も家族も殺された心理学者のフランクルも同じことを言っています。

 

 人間は悩みに苦しむのではなく、

 悩んでいる自分自身に苦しむのだ

  - ビクトール・エミール・フランクル