いまはもうない牧場の跡地です。
たしかアービントン牧場といい、馬を飼い、キャンプ場もあり、
夏はとても賑わっていました。
いつのまにか、周辺の土地を福岡の開発業者が買いとったのか、
見るに堪えないログ風の別荘が立ち並びました。
そして、牧場の主は立ち去ってしまいました。
ときどき、この牧場跡地を訪れます。
ここにいた人や馬は、どこに行ってしまったのでしょうか、、、
失われていくものを思う気持ちは、この世は永遠に続くと思いこもうとする心を打ち砕きます。
このバッタも冬にはいなくなります。
1年のいのちも、80年、90年のいのちも、宇宙の時間から見れば、
たいして変わりません。
すべてのいのちがいつかは失われ、そしてまた生まれる、、、
失われていくものに惹かれるのは、仕方のないことです。
