でも、春の明るい光がコケを照らし、眩しいくらいに、緑色に輝いています。
山に来て、静かに過ごす時間が増えました。
人に会うよりも、植物たちと会うことが多いからでしょうか。
植物たちは、喋ることも、歌うことも、叫ぶこともありません。
噂も、陰口も、恨みも、怒りも、嘆きも、苦しみも、
決して口にはだしませんから、、、
誰ひとり、返事はしてくれません。
ただ、静かに、ここに立って生きているだけなのです。
いつか、人がチェンソーを持って来て、切り倒そうとしても、
逃げることもできないのに、心配はないのでしょうか。
いつか、くじゅう山が噴火して、火の粉が降ってきても、
逃げることもできないのに、恐くないのでしょうか。
何も語らず、ただ立っているだけなのですが、
シダやコケにとっては、なくてはならない木なのですね、、、


