おととい、雨のなか、入った森で、不思議なものを見つけました。
僕はよく、登山道からはずれ、原生林のなかに入ります。
何百年も生きている大木を見つけるためです。
迷わないように、目印をひとつひとつ確かめながら、入っていきます。
少し入ると、何本もの木が、強風で倒れています。
そして、大木を探しているうちに、石の列に行く手を阻まれました。
誰かが意図的に並べたとしか思えません。
ふと、このあたりに山城があったことを思い出しました。
1200年頃、源頼朝の命令で豊後(大分)を支配した大友氏とともに、
朽網氏がこの山のなかに城を築いたそうです。
でも、確か看板もあったはずだけどと、辺りを探しましたが見あたりません。
持ってきたパソコンで調べましたが、
朽網氏の山城は数キロ離れた場所でした。
それでは、この石垣は誰が作ったのでしょうか、、、
もしかしたら、日本書紀に出てくる、
この地で景行天皇に征伐された土蜘蛛かもしれません。
景行天皇との戦に破れ、許しを乞うたが許されず、
自ら谷に身を投じたと、日本書紀は伝えます。
この霧のなかから、今にも彼らが現れてくるようで、
息を潜めて、しばらくじっと待っていました、、、

