ギボウシのブルーの葉に残った雨の露、
いつ、するっと落ちていくのか、
窓から眺めているのもいいものです。
咲き始めた小さな花たちを引き立てます。
今日は雨が激しく、庭仕事はお休みにしました。
窓辺の椅子に座り、本を読みながら、庭を眺めていました。
太宰治の「斜陽」、もう4度目くらいかな、、、いや5回目?
ひとつの作品を何度も読むのは、どうも癖のようです。
読むたびに、また違う発見をする自分に気づくことが、
けっこう楽しいです。
夕方、雨上がりの森のなか、クレゴマの蔓が植木鉢のうえを這って行きます。
読んだばかりの本の一説が、頭のなかに残ります。
「僕は、尊敬されるようとは思わぬ人と遊びたい。
でも、そんな人は僕とは遊んでくれないけどね・・・」
没落していく貴族の家庭、その弟の日記に書かれた文章です。
いままで読み流していたこの一文、
自分の内面に気づくこと、大切なことです、、、

