久しぶりの演奏会。今日のサントリー定期はマチネである。
メッツマッハーが振ると,新日本フィルの音の重心がグンと低くなる。アルミンクの時の明るく軽やかな音を身上としている新日本フィルとは違う趣なのが面白い。今日ははじめから終わりまでオケの凡ミスがなく,すばらしいレベルの演奏が展開された。
ベートーヴェンは序曲「レオノーレ」3番。最後に向けてほぼ一直線に音楽の作りが大きくなっている演奏。一曲目というかオードブルというにはいきなり大きな曲で,しかも大変によい出来である。ステージ裏などで演奏されるはずのファンファーレは客席で演奏されたようだが,これはすばらしい出来。ヘルツォーク首席の美演である。かなり大きなブラボーがかかった。2曲目はアイブズのよく知られた「ニューイングランドの3つの場所」。これも丁寧なよい演奏である。標題音楽で描写的な部分も多いが,その通りの音がちゃんとしている。
メインはショスタコーヴィッチの5番。重い演奏で,最終楽章も重いままいく。重戦車の行軍のようであった。テンポは遅めで,決して軽薄になることはない。第5番成立の背景がわかっていれば,脳天気に元気な音楽をつくることは当然できないのではあるが,それにしてもここまで重いとさすがに疲れる。とはいえオケは大変にすばらしい出来である。
今期の新日本フィルは本当に楽しみである。来週は同じ指揮者でブラームスとシェーンベルク。何というすばらしい組み合わ せか。
メッツマッハーが振ると,新日本フィルの音の重心がグンと低くなる。アルミンクの時の明るく軽やかな音を身上としている新日本フィルとは違う趣なのが面白い。今日ははじめから終わりまでオケの凡ミスがなく,すばらしいレベルの演奏が展開された。
ベートーヴェンは序曲「レオノーレ」3番。最後に向けてほぼ一直線に音楽の作りが大きくなっている演奏。一曲目というかオードブルというにはいきなり大きな曲で,しかも大変によい出来である。ステージ裏などで演奏されるはずのファンファーレは客席で演奏されたようだが,これはすばらしい出来。ヘルツォーク首席の美演である。かなり大きなブラボーがかかった。2曲目はアイブズのよく知られた「ニューイングランドの3つの場所」。これも丁寧なよい演奏である。標題音楽で描写的な部分も多いが,その通りの音がちゃんとしている。
メインはショスタコーヴィッチの5番。重い演奏で,最終楽章も重いままいく。重戦車の行軍のようであった。テンポは遅めで,決して軽薄になることはない。第5番成立の背景がわかっていれば,脳天気に元気な音楽をつくることは当然できないのではあるが,それにしてもここまで重いとさすがに疲れる。とはいえオケは大変にすばらしい出来である。
今期の新日本フィルは本当に楽しみである。来週は同じ指揮者でブラームスとシェーンベルク。何というすばらしい組み合わ せか。