日にちが逆になったが、クリストフ・プレガルディエンを5日にトッパンホールで聴く。
ホールの「歌曲の森」シリーズの最後を飾るリサイタルである。もう60歳になったか、もうじきなるかといった年齢のテナーではあるが、声はまだまだ若々しく、高音部が苦しくはなるものの、バリトンのような低音の響きのある声は大変のすばらしいものがある。ただ、シューベルトもシューマンも、ボストリッジ以降世界が変わってしまったように思う。ボストリッジは我々を彼岸につれていくが、立派なプレガルディエンをもってしても、あの領域には達していない。
ホールの「歌曲の森」シリーズの最後を飾るリサイタルである。もう60歳になったか、もうじきなるかといった年齢のテナーではあるが、声はまだまだ若々しく、高音部が苦しくはなるものの、バリトンのような低音の響きのある声は大変のすばらしいものがある。ただ、シューベルトもシューマンも、ボストリッジ以降世界が変わってしまったように思う。ボストリッジは我々を彼岸につれていくが、立派なプレガルディエンをもってしても、あの領域には達していない。