夢 | 古澤伸弥

古澤伸弥

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今日、夢を見ました。
亡くなった父親の夢を見ました。







自分の父親はトラックドライバーで、自分でトラックを買って持ち込みで仕事をしてました。

しかし父親が70歳の時、トラックを会社に停めてたら盗まれました。

あんなでっかいトラックが、とも思いましたが恐らくプロの犯罪集団だったみたいです。







それからの父親はずっと癌と闘っていた事や、年齢的な事、時代の流れ等の事もありトラックを再購入する事を諦め、必然的に仕事も引退せざるをありませんでした。







その後の父親は急激に弱って行きました。

昭和の、仕事一筋で生きて来た人だから病気も相まって大きな柱を失ったが如く、弱った姿を見せるようになりました。

口頭癌の関係で声帯を取っちゃってコミュニケーションが不自由だったから、余計にそう思えたのかもしれないけど。

死ぬ間際は今思えば鬱や認知症の症状もあったように思います。

自分にとっては強さの象徴みたいな人だったから、しょうがないけどショックな部分はやはりありましたよね。








そんな父親が今日夢に出て来ました。

自分は柱の陰みたいな所から覗き見してるみたいな感じのシチュエーションでした。

夢の中の父親は父親の兄弟の兄貴筋?に当たる人の前で泣き始めました。

しかも声を出して泣き始めました。

今まで泣いた事は勿論、弱音や愚痴を吐いてる姿さえも見た事がなかったので、自分にとってはものすごく衝撃的な画(え)でした。








自分はそれを見てなんとも言えない気持ちになりました。
そこで目が覚めました。








死んだ父親に対しては今でも思う事が一杯あります。

一番はやっぱり、ただひたむきに真面目に生きて来た人に対して人生の最後がこれなのか、と言う事。

頑張りは報われないのか、この世に神様はいないのか。

人生は不条理だな、と思えてしょうがないですよね・・・・・・









夢は普通なら起きたら忘れちゃいがちだけど、今回は忘れないように、記憶に残すようにブログに綴っておいた。






オヤジが死んでから母親の責任が自分にのし掛かり、最近は輪をかけて大変になってきたから今回の夢はオヤジからの何かのメッセージなんだろうか?









自分がトシを重ねれば重ねるほどオヤジの偉大さを痛感し、今だにあらゆる面で勝てる気がしないし、一生越えられそうもねーな。









今ひとつだけ願いが叶うなら母親を道連れにして一緒に死にたいな。

母親にだけ死ねと言うのは道理が通ってない気がするから、オレも一緒に死ぬよ。









そんな感じかな。