■家づくりの要望は、くめども尽きぬ泉のごとし。
「ああしたい」、「こうしたい」、理想の家を求めて、かなえたい要望は
山ほどでてきます。
・住宅会社の担当からの提案に、「それはいいですね!」と心が動き
・住宅雑誌を見てみれば、「うわぁ、こんなキッチンにしたい!」となり
・街を歩いている最中に、「こんな外観にしたい!」と理想の家を発見
などなど、
初めての家づくりでは、特に、「聞くもの」「見るもの」が新鮮で楽しく、
ほしいものばかり。本当に迷ってしまいます。
でも、家づくりの方向性や目的を明確でない段階で、好きなものばかり
を求めてしまうと、
我が家では、何が必要なのか?何が大事なのか?
わけがわからなくなり、最後には混乱してしまうことに・・・。
それは、弓道に例えると、(ちょっと強引ですが)
標的をねらうことなく、むやみやたらに矢を放っている姿に似ています。
絶対に、標的には当たらないでしょう。
同じように、家づくりにも明確な標的が必要です。
当然ですが、矢を放つときは標的をねらって、初めて的に当てることが
できます。
ゆえに、家づくりも、標的(方向性や目的)がとても大事になってきます。
これが明確でないと、
・完成後、入居して初めて使い勝手が悪いことに気づいた。
・入居してしばらくして、全く使わないスペースがでてきた。
・まだ築浅なのに、大規模リフォームが必要になってしまった。
など、せっかく数千万円かけた家なのに「???」なんてことになりかねません。
「後悔先に立たず」とはこのことで、あとで気づいても遅いのです。
そんなことにならないために、
『プランづくりの失敗を防ぐ3つのポイント』とは
1)ライフスタイルにあった間取りを考える。
→5年、10年、それ以降の家族構成を想定する。
2)利用頻度に応じて部屋の優先順位をつける。
→平日、休日、どこにいることが多いか推測する。
3)家族それぞれの生活動線を想定してみる。
→朝、昼、夜別で考慮、家に長く居る人を中心に。
以上の点を、プランニング前の段階で検討しておくことで
我が家には、「何が大切か」、「何が必要か」、家づくりの
方向性や目的が、明確になるはずです。
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