家づくりの混乱が一瞬で解決する「たった一つの質問」 | 社長・不動産オーナー専門の建築コンシェルジュのブログ

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完全独立の立場だからいえる「建築業界の実態」と成功の秘訣を出し惜しみなしでお伝えします。

■最初は楽しい家づくり ⇒ (気分高揚期)


・リビングは、天井吹き抜けで、外のテラスにつながるようにしたい。

・システムキッチンに、食洗機・オーブンレンジ・浄水器は絶対に必要。

・全室床暖房で、できればソーラーシステムを採用したい。

・書斎や、ユーティリティースペースがあれば生活が豊かに。

・外観はテラコッタ調の塗り壁の南欧風住宅にするのが夢だった。


など、家づくりの夢は、どんどんふくらんでいきます。


「あれも必要」「これもとりいれたい」と夢がふくらんでいくのは、ごく自然なことです。


まさに、「理想の家」で「楽しい生活」をする姿を思い描きながらの検討作業は、

家をつくる過程で一番楽しい期間といえるでしょう。


住宅会社の担当も、「ああ、それはいいですね~、わかりました!」と、こころよく

要望を取り入れてくれます。


でも、打合せが進み、ある段階になると・・・ ⇒ (意気消沈期)


「あれ、家づくりは楽しいはずではなかったのか?・・・」


なんて、気づくときがくるのです。


それは、


意中の1社を決め、詳細打合せをしていく段階で直面する、

「予算」と「夢」を天秤にかけながら、取捨選択する作業段階で訪れます。


・見積りが出てきてびっくり!こんなに高くなるとは思ってもみなかった。

・これでは、思い切ってランクを下げるか、最悪あきらめるしかないのか。

・これでは予算オーバー、はたして何を削ればいいのかわからない。


連日このような作業をくりかえしていると、ついには頭の中が「混乱」してきて、

適正な判断ができなくなってしまう・・・


そんなときに、活用していただきたいのが、


『家づくりの優先順位が一瞬でわかる「たった一つの質問」』


それは、迷っている自分にこう「質問」してみるのです。


『もし、それをしなかった場合、どんなことになるだろう』


大事なので、もう一度繰り返します。


『もし、それをしなかった場合、どんなことになるだろう』


とてもシンプルな質問ですが、「効果は大」です。


今迷っていることが 


「本当に必要なのか、必要でないのか」、ハッキリします。


・じつは、漠然と「いいなあ~」と思っていただけだったり。

・じつは、完成したあとでも十分、設置するのが可能だったり。

・じつは、ほかに安く代用できるものがあると気付いたり。

・じつは、なくてもまったく問題がないことを悟ったり。(笑)


またさらに、


『それをしなかったら「最悪の場合」どうなるだろう』


と、突っ込んで考えてみて、


「なんの問題もおきない。」

「大したことにはならない。」


程度なら思い切って「やめる」選択が価値的だったりするものです。


・後ろ髪をひかれる思いで 「あきらめる」のか、

・心から納得して 「やめる」のか、では天地の差です。


是非、活用してみてください。