日本の結婚制度は、

ここ80年、

 

どんな形で推移してきたのでしょうか。

 

昔、いわゆる戦前、

 

今から80年くらい前の日本では、

見合い制度というものが深く根付いていました。

 

1935年(第二次世界大戦直前)頃だと、

 

結婚した人達の結婚の種類は、

 

お見合い結婚が約7割、

恋愛結婚が、10%ちょっと。

(残りは、理由不詳とかになります。)

 

これが、戦争が終わってから、

徐々に逆転現象が起き始めて、

 

今は、恋愛結婚がほぼ9割。

お見合い結婚が5%程になっています。

 

大逆転してます。

 

最近は、結婚しない人も増えてる印象ですよね。

 

実際、生涯未婚率

(※50歳までに、一度も結婚したことがない人の割合)は、

 

戦後5年目の1950年で、

男女共に1.5%くらい。

 

てことは、

ほぼ99%が結婚してた訳です。

 

今は、その未婚率が、

 

男性 約3割(26.6%)

女性 約2割(17.8%)

 

まで、

上がってきているのです。

 

昔、1%ちょっとだった生涯未婚率が、

今は、2割から、3割になってきている、、、。

 

ほぼ、20倍、30倍の、

激増ですよね。

 

私は、戦後の日本の、

この未婚率の上昇の原因の一つに、

 

海外から急激に入ってきた

恋愛至上主義的な考え方の流行で、

 

見合い制度が、

廃れていったことにあると思っています。

 

見合い制度って、

 

実は、すごく日本人の性質に合った

とてもいい制度だったと思うんですね。

 

日本人の性質って、

 

「空気を読む」

 

的な所が、あるじゃないですか。

 

言葉に出さなくても、

相手の気持ちを察したり、

 

自分の要求を押し通すよりは、

 

自分の欲求を抑えて、

人の為に行動したりするような所です。

 

これ、海外では、

かなり理解されにくい性質のようで、

 

日本独特のものなんですね。

 

財布落としても戻ってくるのは、

世界中で驚愕されますが、

 

「財布を落として、

さぞ、お困りであろう。」

 

と、

 

見ず知らずの、

財布を落とした人の気持ちを、

 

「察する」

 

そういう日本人独特の性質が、

そうさせている訳です。

 

日本人は、無自覚に使っていますが、

 

これって実は、

とても高度な能力なんですよ。

 

いわば、ちょっとした超能力みたいなもので、

 

言葉を介さずして、

コミュニケーションを取っているわけです。

 

これが、

実は、恋愛に向かないという、

 

悲しい事実が、、、、

 

続きは、また次回。

 

戦前は、99%近くが結婚してたって

Σ(・□・;)マジか!!