4979発目.ジャパンカップ実況回顧 | 僕、家元(時々チキンハート)です。

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カツラギエース以来日本馬の鮮やかな逃げ切りV。

日本馬が掲示板を独占した03年のジャパンカップ実況回顧です。





歓迎の舞台とは程遠い雨をたっぷりと含んだ府中のターフ、芝コースは重のコンディション、この馬場がどの馬に味方しどの馬に牙を剥くのでしょうか?世界5ヶ国のユニオンフラッグがこれから始まる戦いを静かに見守ります、第23回ジャパンカップです。G1・4勝のアンジュガブリエル、ブリーダーズカップターフ優勝のジョハーを2トップに外国招待馬9頭、秋の天皇賞連覇のシンボリクリスエスが総大将の日本代表9頭、数の上では勢力互角、18頭が正面スタンド前でのゲート入り、先にゲートに入ったのは18番のサンライズペガサスであります。最後は最内枠タップダンスシチー、招待馬13勝、日本馬9勝で迎える23回目の世界大戦IN JAPAN、ジャパンカップのスタート!

ゲートが開きました!ちょっとバラバラっとした感じのスタートか!?しかし大したことはなさそうです!内から逃げ宣言タップダンスシチー!ザッツザプレンティが2番手につける、アクティブバイオ3番手、その後ろアンジュガブリエル、内からフィールドオブオマー、オレンジの帽子はイズリントン、6番のアナマリー、さらにシンボリクリスエス、外からジョハーと日米ターフチャンピオンが並んでいる、その後ろサラファン、内を通ってデノン、2冠馬ネオユニヴァース、外18番のサンライズペガサス、スルーヴァレイがいて、17番のタイガーテイル、サクラプレジデント後方3番手、緑の帽子ダービーレグノ、ツルマルボーイ殿で向こう正面に入ります。

完全に大逃げになりました1番のタップダンスシチー、2番手以降もやや縦長になって半マイルを通過しました、それでは18頭の位置取りを改めて順を追ってご紹介、7~8馬身差をつけて逃げますタップダンスシチー、2番手は菊花賞馬ザッツザプレンティ、アクティブバイオ3番手、1000m通過は1:01.9、馬場状態を考えると平均ペースか、その後ろ内からスルーヴァレイ、外はブリーダーズカップターフ優勝のジョハーであります。4番のフィールドオブオマー、9番のアンジュガブリエルはG1・4勝馬、もう1頭イズリントンであります。そして日本総大将シンボリクリスエス、並んでいるのはアナマリー、去年2着のサラファンであります。残り1000mを通過、その後ろデノンがいて、2冠馬ネオユニヴァースとミルコ・デムーロ、さらに2馬身差タイガーテイル、18番のサンライズペガサス、さらに差があって日本の3頭、サクラプレジデントと武豊、大欅の向こう側を過ぎていく、12番のダービーレグノ、最後方から末脚に賭けるツルマルボーイといった展開、レースは間もなく残り600、先頭はタップダンスシチー、十分貯金をため込んで第4コーナー、変わらず2番手はザッツザプレンティ!

第4コーナーをカーブして直線!内ラチ沿いにタップダンスシチー!ザッツザプレンティ2番手!その差は5~6馬身!内からスルーヴァレイか!?あるいは外からシンボリクリスエス!タップダンスシチー!2番手ザッツザプレンティ!間からネオユニヴァース!200を通過!まんまとはまったか!?まんまとはまってしまったか!?タップダンスシチーの逃亡劇!またも差が開いた!リードは9~10馬身!2番手ザッツザプレンティ!態勢決した!タップダンスシチーの逃げ切り!2着ザッツザプレンティシンボリクリスエスは今年も3着か!?内からネオユニヴァース!タップダンスシチーが逃げ切りました!まさに教科書通り!カツラギエース以来19年ぶり!日本代表馬の逃げ切り勝ちであります!2着ザッツザプレンティシンボリクリスエスとネオユニヴァースが3着争い!そして5着もアクティブバイオ!日本馬が掲示板独占!2:28.7!上がり4F49.6!3F37.4であります!


(平成15年11月30日 第23回ジャパンカップ 勝ち馬・タップダンスシチー)