僕、家元です。
このいかにも貫禄たっぷりといった風情の男、フラビオ・ブリアトーレ。
91年、自身がマネージング・ディレクターを務めていたベネトンに、デビューしたばかりのミハエル・シューマッハをジョーダンから引き抜いたり、05年にはフェルナンド・アロンソをワールドチャンピオンに、ルノーチームをコンストラクターズチャンピオンに導いた男。
そんなキングメーカーともいえるこの男が、F1界を追放されることになりました。
と同時に、技術部門の長だったパット・シモンズも5年間の参加禁止処分を受けることに。
ルノーチームも執行猶予付きとはいえ、2年間の出場停止処分。
その原因となった昨年シンガポールGPでの、ネルソン・ピケ・ジュニアのクラッシュ。
よほどアロンソに勝たせたかったのか、それともピケ・ジュニアが気に食わなかったのか?
いずれにしても、こういうことを指示したりしちゃいかんわな。
しかもそれを「ピケ親子のたかり行為だ」とか言っちゃったものね~。
こういう結果も自業自得か。