永ちゃんは、永ちゃんなのです | 席亭こう生の落語的な日々

席亭こう生の落語的な日々

子供の頃からの落語好きが高じて、

いつの間にか落語会を主催する事に.....

全くの素人だった私がいかにいして

落語会を企画、運営しているのか

席亭こう生の落語的な日々...

先週の木曜日、永ちゃんの武道館コンサートに行ってまいりました。


永ちゃんのライブ、初体験であります


これが実に良かった、最高です。


毎年秋ごろから始まる永ちゃんのコンサートツアーの

最後を締めくくるのがこの武道館コンサート


コンサートいうよりも、これはもうお祭りですね


開演前から「永ちゃん、永ちゃん」と会場に響く掛け声が

神輿を担ぐ時の「ワッショイ、ワッショイ」のように聞こえて

お祭り気分は益々盛り上がっていきます。


バンドが入り、演奏がはじまる頃には神輿の担ぎ手たる

観客の興奮はピークに。


そして、永ちゃんの登場


これが、実に格好いい


まさに「The 永ちゃん」なのです。


「おれ、やっぱりロック好きなんだな」としみじみ語る永ちゃん

そんな事までも言わなくてもいいのにと思うような事まで語る永ちゃん

ストレートでとても真摯な人なんだな~という事がよくわかります。


それまで、席から立ち上がっていた観客全員が

バラードになると静かに席に座り、永ちゃんの歌を聴く

永ちゃんが語ると、武道館の1万人が静かにその言葉を聴く


永ちゃんがファンをとても大事にしているのは

一度でも永ちゃんのライブに行けばわかるでしょう

だから、ファンも永ちゃんとの時間を大切にする

(以前、「矢沢永吉ほど観客に恵まれたアーティストはいない」という記事を読んだ事がありました)


チケットの転売を防止するためにチケットの配送、発券は

コンサートの三週間前にならないと出来ないシステムに

なってるし、純粋に音楽を楽しんでもらうため、会場内のトラブルを

防ぐため、入口でアルコールチエックがあり

酔っ払った人は、入場禁止の措置が容赦なくとられます


スタッフの数も、他のコンサートに比べものすごく多い

これは、手間も時間もお金もかかる事でしょう

それも快適なコンサートの場を作るための必要な措置なのでしょう

今まで大変だった事が想像できます。


「始めの頃は、観客の9割が男だったが、今は女性が半分くらいになった」

「自分の音楽もだんだん理解されるようになってきたんだな」と

しみじみ語る永ちゃん


以前観客の大半を締めていたであろうリーゼントや白いスーツ

(この格好が悪いと言ってる訳ではありません、むしろ私もしたい位です)の

怖そうなお兄さん達は、今は全体の数パーセントしかいないでしょう。


来年、芸能活動40周年の永ちゃん


ステージでは最高のパフォーマンスを魅せてくれる永ちゃん


還暦を超え、以前と全く変わらない声は凄いです


好き嫌いはあると思います


一度コンサートで生の永ちゃんを観てください


最高に格好いいステージが観れますよ