まるで「子別れ」 | 席亭こう生の落語的な日々

席亭こう生の落語的な日々

子供の頃からの落語好きが高じて、

いつの間にか落語会を主催する事に.....

全くの素人だった私がいかにいして

落語会を企画、運営しているのか

席亭こう生の落語的な日々...

「なう」にもつぶやきましたが
昨日、離婚した妻と暮らしている子供と五ヶ月ぶり、
一緒に出かけてきました。

出かけるといっても、私の用事につき合せ
都内四ヶ所の寄席に落語会のチラシを預ける
途中、映画を一緒に観たくらいで
彼には悪い事をしたなと反省しております。

お昼は、立ち食いそばでいいと、
いつの間にか私の懐具合まで気を使うようになり
いい子に育ったなと関心しきりです。

四ヶ所の寄席を周り終えたのは六時を過ぎた頃
それから、千葉に帰り彼のリクエストで
私の友人のお好み焼き屋で夕食
本当は、もう一枚食べたかったかもしれないのに
そこでも、気を使う彼......

家まで送り、別れ際にクリスマスとお年玉を兼ねてと
ポチ袋にお小遣い入れて彼に渡し


「お母さんには、内緒にな....]

「ありがとう」

「また、今度な.....」




本日、元妻からメールが届きました。

「子供のカバンから、空のポチ袋が出てきて聞いたら
 「前に貰った物」って言ってるんだけど、昨日渡した?」

どんな会話があった分かりませんが、彼に嘘をつかせてしまったらしい


まさか、玄翁を振り上げあたりしないだろうが
(私は、花屋だったからなんだろう?)

まるで落語の「子別れ」のようだと、一人苦笑い



今度会う時は鰻でも食べに行こうか?


そういえば、彼は鰻が嫌いだったけ.....