落語会を運営するには | 席亭こう生の落語的な日々

席亭こう生の落語的な日々

子供の頃からの落語好きが高じて、

いつの間にか落語会を主催する事に.....

全くの素人だった私がいかにいして

落語会を企画、運営しているのか

席亭こう生の落語的な日々...

落語会の主催はとても楽しい事で
自分の呼んだ落語家さんに
お客さんが笑い、喜んでくれるのを見るのが至上の喜びです

しかし、落語会の運営となるとそれとはまったく逆に
落語会の内容よりも来場者数を一番に考えなけれなりません

落語会を続けるには、自己の満足と現実的な数字
これをどう折り合いをつけるか
ここが一番悩むところです。


落語会を続けられるか、否かはその辺にあると思います。


六本木「ゆにおん寄席」は
私の落語主催者としてのチャレンジでもあり
私の理想を叶える物でもありました

理想と現実、その狭間で私はゆにおん寄席の運営を
前回より悩んでおりました

東京は私の生活圏ではなく
私の地元、千葉のような告知活動もままならず
それがもどかしくもあり、どうする事ができない
事に忸じたる思いでした


正直、私の中では今回で一時休止
「ゆにおん寄席」はグルっぽteam落語に引継いでもらうか
お席亭、他の方に運営をしてもらい
私はスタッフとして関わっていこうと思っておりました。


今回予約は20名、それにスタッフがくわっても30人になるかならないか....
そのままではもちろん赤字は必至


「東京でやってるなら、その分千葉でもっとやってくれ」との声も千葉のお客さんから
いただいてもおり

もういいかな?と現実的な考えが私の気持ちを萎えさせておりました

今回、「来場者が40人にならなければ止めよう」と決めておりました



当日の来場者数 40名



ひとまず「ゆにおん寄席」は続けます。

この場でお願いいたします

例えご自身のご贔屓ではなくても
ご自分が知らない出演者でも
他の方の評判がよくなくても

遊びに来てください


とても見やすい会場のレイアウトと、ゆったりとした椅子
(テーブル席もあります)

打ち上げとは思えない料理の質の高さと量の多さ
(普通の食事としても驚きの安さと量!)


主催者側として差し出がましいようですが
地域寄席は、ご贔屓さんなくしては存続ができません
ご贔屓さんが守り、育てていく物だと思っております


皆さんにお約束します

ご贔屓さんが増え、会が順調に運営出来る用なりましたら
有り得ない落語家さんをお呼びいたします。

皆様、「ゆにおん寄席」を
どうかご贔屓いただけますよう
よろしくお願い致します