最初に、キャロル(永ちゃんのいたバンド)に興味がない方には、
全く退屈な話しです。
矢沢永吉とジョニー大倉(最近はサンジャポファミリーの方が有名)を
中心にした伝説のロックンロールバンド
皮ジャンとリーゼントのスタイルから不良(古っ!)のグループと
思われがちですが、そもそもこのスタイルはビートルズがハンブルグ時代のスタイルを模写したもの
永ちゃんもビートルズに影響され元々はマッシュルームカット!
このリハーサル風景を見れば
永ちゃんのマッシュルームカットが見れます。
「ファンキーモンキーベイビー」や「ルイジアンナ」のダンサブルなロックンロールナンバーが有名ですが
キャロルの楽曲は「僕、君」と呼ぶジョニー大倉のロマンティックな
歌詞の恋の歌が多いのです。
キャロルに乗り遅れた世代の私ですが、高校の頃はキャロルの
コピーバンドをしており、毎日のようにキャロルを聴いておりました(ちなみに私の担当はドラム)
7月17日に上野のライブハウスでそのキャロルのコピーバンドを集めたイベント「キャロル祭り」に行ってきました。
活動期間が約3年
シングルが10枚、LP6枚(内、ライブ2枚、企画物1枚)
楽曲が多いわけではないキャロルにコピーバンド3バンドが出演
それぞれのバンドが被らないように演奏された曲は、
キャロルのほぼ全曲だったでしょう。
最初のバンドは急造らしく、バンドとしてのクオリティーは
正直つらい物がありましたが、キャロルネタのMCは
楽しませていただきました
次のバンドは、完成度も高くオリジナルに自分達の色を加えた
厚みのある音に革ジャン、リーゼントスタイルのメンバーの
ですます調のMCのが笑わせてくれました
当然の永ちゃん(?)登場で会場もヒートアップ!
最後のバンドは、究極のコピーバンドとはこういう物かと
いうバンド
決して物まねではなく、しかもオリジナルを忠実にコピー。
このバンドがもしキャロルだったら、こういう物だったんだなと
思わせてくれる、完成度の高いバンドでした。
コピーバンドなのだけれど、個性(?)を感じさせてくれる
素晴らしいバンドでした
(試作の英語版「涙のテディーボーイ」の演奏に感激!)
それぞれ個性的な3バンドの共演、願わくばPAを通した
音で聴きたかった......
7月17日「上野Doobie'sキャロル祭」
1)JOANNA
2)By★Chance
3)JUNKS