こんにちは!
\指示の出し方を変えるだけで/
勉強嫌いな支援級キッズの
やり抜く力をおうちで育て、
進路選択の幅がグンと広がる!
発達科学コミュニケーショントレーナー
家胡ふくです。
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今日は、支援級キッズの「数の概念がわからない!」についてお話しします。
・九九を覚えられない
・小さい数なのに計算ができない
・指を使わないと計算できない
・繰り上がり繰り下がりが理解できない
・計算が遅い
・単位を間違える
・時計が読めない
・四捨五入が理解できない
支援級キッズ、算数でつまづいちゃう子、いますよね~
いったいなぜ、支援級キッズは、算数が苦手!という子が多いのでしょうか
原因の1つ目としては、算数は「数字」「数詞」そして「具体物」という三つの感覚の結びつきが基礎になっています。
数字は、「1」「2」「3」……といった、目で見る文字、「視覚」の部分に当たります。
数詞は、「いち」「に」「さん」……といった、耳で聞く音、「聴覚」の部分に当たります。
「具体物」は、「飴玉」「お金」「りんご」など、実際に触って操作できるもの、「触覚」の部分に当たります。
この「視覚」「聴覚」「触覚」の3つの感覚がそれぞれ対応するのが「数処理」の段階です。
しかし、支援級キッズの中には、感覚過敏の特性があって、この「数処理」に問題があることがあります。
2つめは『数の概念』。
支援級キッズはこれがとても苦手です!
そもそも『数の概念とは』何でしょうか?
数には「基数性」と「序数性」という二つの性質があります。
1時、2位、3番、のように順序があるという性質を「序数性」、
1リットル、2センチ、3個、のように量を表すという性質を「基数性」といいます。
例えば「3時」と「5時」を足しても「8時」にはなりませんよね。
ですが「3時間」と「5時間」を足すと「8時間」になりますね。
算数障害を抱える子どもは、こういった二つの性質があることがわからない、二つの区別が出来ないといったところに問題がある可能性もあります。
数の概念とは抽象的なものなので、子どもが理解するのは、なかなか難しいのです。
100まで数を数えられるようになっても、実は正しく理解できていないことも多いのです。
大人にとって当たり前の数の概念は、子どもにとっては経験したことのない、理解するのに時間がかかるものだと思ってください。
だから、何で分からないの?とイライラしないでくださいね
息子もこの『数の概念』が、なかなか進まなかったので、今でも算数がとっても苦手です!
単純な計算だけならできるんですが、文章題や実生活の中の数は、大人がびっくりするレベルで分かってない事があります
例えば、7時50分という時刻は読めるけど、8時まであと何分?と聞くと混乱していました。
他にも、298円はあと2円足せば300円、ということが分からないので、おつかいを頼むと、お財布に300円以上じゃらじゃら小銭があるのに、1000円札を使って、お財布を小銭でぱんぱんにして帰ってくる事も何度もありました
だから、息子のお財布は、今でもだいたい小銭多めです
では、いったいどうしたらいいのでしょうか?
数の概念は、実際の体験から身につけるのが一番です。
生活の中でいろいろな「数」を経験して試行錯誤して、概念が形成されていきます。
普段の会話の中に、たくさん数字を取り入れていきましょう!
例えば、ピザの切り分け係をお願いして、4つに分けてね、とか6つに分けてね❕というような体験をさせる
食事の時に、必要な食器を、お茶碗とお椀は4枚ずつ、取り皿は大きいのと小さいの4枚ずつ準備してねと数字で指示する。
今日は何月何日だっけ?と聞く。
これ、実はちっとも分かってないことがあります
今日の5時間目はなんの授業だった?と聞く。
※1時間目だとほぼ覚えていないので、帰宅前の遅い時間のことを、聞くのがいいです。
あと何分したら、お風呂に入る?
など、子どもに数字を答えさせたり見たり読んだりさせる機会を、とにかく増やしてください
子どもにこの時間に動いてほしいなーというようなことは、何気なく、「〇〇は何時にやるの?」と聞くようにすると、自分で時間を宣言することになるので、サクッと動き出しますよ。
是非、普段の生活に取り入れてみてください
ちなみに息子、最近、近所のスーパーにおつかいに行くと、そのスーパーがセルフレジになったので、持ってる小銭をあらかた全部レジに入れる!という荒技を覚えたので、お財布はずいぶん薄く軽くなってきました
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