こんにちは!
\指示の出し方を変えるだけで/
勉強嫌いな支援級キッズの
やり抜く力をおうちで育て、
進路選択の幅がグンと広がる!
発達科学コミュニケーショントレーナー
家胡ふくです。
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今日は、「療育手帳メリットデメリット」についてお話しします。
支援級キッズ、療育手帳を持っている子も多いかと思います。
中には、持っていない方もいらっしゃるかと思います。
持っていたり持っていなかったりするのはおそらく、療育手帳だけは法律ではなく厚生労働省からの通知をもとに各自治体で独自に運用しており、自治体によって療育手帳の等級の分け方や名称が異なっていることがあるからだと思います。
(例えば名称もバラバラで、東京都や横浜市では「愛の手帳」、名古屋市では「愛護手帳」と呼ばれています)
各自治体で申請方法や発行方法などバラバラなのです。
だからか分かりませんが、窓口対応も、人によってバラバラで、発達凸凹で相談に行った機関や自治体の福祉課でも、「療育手帳」を勧めるところと、「存在さえ教えてくれないでスルー」するところさえあります。
私の住んでいる自治体では、はじめて療育センターに通った時から勧めてくれたので、息子は5歳で療育手帳を取得しました。
しかし、更新で取りに行くと、毎回窓口の職員の対応の違いに戸惑いました。
はじめての更新時には、サラッと渡されて、ついでに!みたいに「福祉サービス一覧」という分厚い本をポンと渡されて、いろいろあるんで読んでみてくださいね~、という感じでした。
二回目の更新時には、職員の方が、もうすでに付箋が貼ってある「福祉サービス一覧」の本を準備していて、一緒にページをめくって「療育手帳」で受けられる福祉サービスについて、事細かく教えてくれました。
その時にはじめて、『特別児童扶養手当』の対象になるから、早く手続きをしたほうがいいとアドバイスされました。何年も受けられる支援を受けられずに、水道代だって半額になったのに・・・とショックを受けました😱。
療育手帳は言ってみれば、「教えてくれる人」との出会いです。
子どもが「あれ、何かうちの子、発達が凸凹しているかな?」と悩んでいるお母さんは、目の前の子どものことでいっぱいいっぱいで、「そうだ!療育手帳もらわなきゃ!」とはなりませんよね?
教えてもらわないと分からないことが多すぎる!
自分から知ろうとしないと何も分からない!
何でそんなにバラバラなの!
これは日本の福祉の大きな問題点だと思います。遅れています!
支援が必要な人に届かない。これは、支援級キッズたちへの支援と同じです!
しかも、申請がまた、すごく時間がかかって、手続きもめんどくさくて…、
書類はすべて手書き、
児童相談所に何か月も前から電話して予約を取り、
平日しかやっていないから、子どもを学校休ませて連れていき(当然親も有給です)、
これまた平日限定の役所の窓口に取りに行く。
制度はとてもありがたいのですが、日本の行政のアナログさ加減を身をもって感じるのも(ストレスも)事実です。
おそらく、こんな事情もあって、支援級キッズでも(当然、発達の程度でも変わりますが)手帳を持ってたり持っていなかったりするのではないでしょうか?
これは、「精神障害者保健福祉手帳」に関しても同様な事が言えるでしょう。
さて、療育手帳のメリットです
さまざまなサービスや控除を受けることができます。
療育手帳の等級やお住まいの自治体によって受けられるサービスが異なるので、詳細はお住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。
共通のものは
・特別児童扶養手当
・心身障害者扶養共済
・国税、地方税の諸控除及減免税
・公営住宅の優先入居
・NHK受信料の免除
・旅客鉄道株式会社等の旅客運賃の割引
です。
上手に活用すれば、お子様やご家庭の負担が軽減します!
知っておいて損はありませんね
小学校のうちは、あまり療育手帳の出番は多くはないかもしれませんが、子どもが成長すると、だんだん存在が大きくなっていくのは確かです。
例えば
中学生になると、公共交通機関は大人料金。
遠出するときには、とても助かります!
付き添いはお得に映画が観られる!
だから、一緒に映画に行きやすい!
また、中学、高校、大学と、だんだん学費がかかるようになると、家計を圧迫する割合が増えるので、「国税、地方税の諸控除及減免税」はありがたいですね。
デメリットは、ハッキリ言ってありません
療育手帳を持っていることは
自分から言わなければ誰にも知られませんし、
使わなければ提示を求められることもありません。
しいて言えば、
はじめて取得した時に
「息子は発達障害なんだ」
と認めることでした
息子の顔写真がついた実物の療育手帳をはじめて手にしたときに、息子はこの手帳と共に生きていくのか…、となぜだか、涙が溢れてきたのを覚えています
でも、その時だけでした
スミマセン、すぐにそれを上回る「療育手帳のありがたみ」でこの時の涙の事も忘れていました
私が引っかかっていたのは「障害」という言葉。
ほんと、この言葉、誰か一緒に変更しませんか
なぜそう思うのかというと、私は、発達科学コミュニケーションで、正しい関りを学び実践し、目の前の息子の困りごとがどんどん少なくなっているからです!
困りごとがなくなる可能性があるのに「障害」と呼ばなくてもいいのではないでしょうか
子どもがこの言葉に傷つくこともあります!
困りごとは、正しい関わり方で
無くすことができます!
だから、「発達凸凹」とか「発達ユニーク」とか「発達多彩性」とか「発達オリジナリティ」とかもっとポジティブな名前に改名したいです
療育手帳を上手に使って、受けられる支援は受けちゃいましょう
そして、おうちでは発コミュスタイルの
「脳が成長する支援のシャワー」をたくさん浴びせてあげましょう!
そんな「困りごとがなくなった」支援級キッズが日本中で増えたら、きっと「発達障害」という言葉も、近い未来にもっとポジティブな名前に改名されていることでしょう
ChatGPTに考えてもらったら・・・
・発達アドベンチャー
・発達スペクタクル
・発達エキサイティング
・発達サプライズパッケージ
・発達マジカルジャーニー
・発達スリリングな挑戦
・発達ワンダーランド
・発達ブレインフィエスタ
長いし…ビミョー
私は、「療育手帳」とは、母子手帳とは別にもう一冊息子からもらった、特別な手帳だと思っています
ママが、家族が頑張った、記録の手帳だと思えばいいですよね
子離れするのが悲しくなるくらい、
脳が成長する支援のシャワーで、
子どもの自立を進めてあげましょう
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\指示の出し方を変えるだけで/
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進路選択の幅がグンと広がる!
発達科学コミュニケーショントレーナー
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