こんにちは!
\指示の出し方を変えるだけで/
勉強嫌いな支援級キッズの
やり抜く力をおうちで育て、
進路選択の幅がグンと広がる!
発達科学コミュニケーショントレーナー
家胡ふくです。
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今日は、支援級キッズの「ゲームがやめられない!」についてお話しします。
支援級キッズの中には、
ゲームがやめられない!
叱ってもやめない!
時間制限しても守らない!
やめさせようとするとキレる!
ずるずるとゲームをやり続けてしまう、言えば言うほど荒れる、怒る、のめり込んで寝る時間が遅くなる。・・・。
毎日のように、ゲームをめぐるバトルが繰り広げられているおうちも多いかと思います!
実際に、発達障害の特性のある子どもは、ゲームにのめり込みやすい傾向があります。
背景になる特性について紹介します。
コミュニケーションが苦手➡ASD
リアルでのコミュニケーションが苦手でも、オンラインであれば積極的に人と交流がしやすい。
共通の趣味、対面でのやり取りがない等のことから「居心地がいい」と感じやすい。
インターネット上でのコミュニティに居場所を求める。
こだわりが強い➡ASD
収集するのにこだわりのある子どもの場合にはキャラやアイテムなどコレクション性が高いゲームは、は「何が何でも集めたい!」という欲求にかられやすい。
感覚特性で、ゲームの「視覚的な刺激」を求めるケースもあり。
好きなことに過集中➡ADHD
ASDの「興味の偏り」、ADHDの「興味関心のあることへの高い集中力」の対象が「ゲーム」の場合になることがある。
過集中の場合、空腹や疲労にも気づかずに没頭し、ゲームをやめた途端に体調不良になることも。
行動をやめることが苦手➡ADHD&ASD
ADHDの「行動の抑制の困難」ASDの「行動の切り替えが苦手」の特性で、ゲームをやめて別の作業に移ることができない。
宿題、食事、お風呂など、やらなければならないことでも、切り替えることが困難。
ストレスを感じやすい➡ADHD&ASD
特性によって学校生活や人間関係でストレスを抱えている子どもも多い。
脳の特性で通常よりも「ストレスを感じやすい」傾向を持っている事もある。
このように特性から考えると、支援級キッズがゲームがやめられないのも理解できます。
ゲームをやめられなくて困っている支援級キッズのママの中には、「ゲーム障害」という言葉を聞いたことがあるママも多いと思います。ドキッとしますよね?
ゲーム障害
「ゲーム依存とは、日常生活においてゲームに過度に没頭し、他の重要な活動が疎かになる状態」のことを言います。」
ゲーム障害と脳に関して以下のような報告もあります
ゲーム障害は、脳に異常な反応が起き、依存状態から抜け出せなくなる可能性が高い。
私たちの行動は脳の前頭前野と大脳辺縁系によってコントロールされている。前頭前野は主に「理性」をつかさどり、大脳辺縁系は「本能」「感情」をつかさどる。通常は前頭前野の働きのほうが優勢だが、ゲーム障害が起きると、前頭前野の働きが悪くなり、大脳辺縁系による「本能」「感情」に支配され、依存状態から抜け出すのが難しい。
ゲーム障害の人の脳では、ゲームを見ると脳に異常な反応が見られる。これは、アルコール依存やギャンブル障害の患者でも確認できる同様の異常反応。脳に異常な反応が起こると、「ゲームをしたい」「遊びたい」などの衝動的な欲求に襲われ、ますます依存状態から抜け出せなくなる。
このような依存状態が続くと、「理性」をつかさどっている前頭前野の機能が低下し、ゲームに対しての欲求がさらにエスカレートする。
めちゃくちゃ怖くないですか?
ゲーム障害❕(アル中レベル・・)
このまま、「ゲームがやめられないバトル」を続けるような状態で大人になったらゲーム障害にもなり兼ねませんよね?
ではどうしたらいいのでしょう?
ゲームによるメリットに注目しましょう
ゲームが大好きな支援級キッズを、頭ごなしに全否定するのは絶対にNGです。
支援級キッズは、学校ではがんばってもうまくできないこと、苦手なこともあり、自信を持てない場面もあります。
そんな支援級キッズも、ゲームの世界では「こだわりの強さ」「好きなことに没頭する」という特性が、ゲームをするうえでは優位になり、相手に勝利したり、クリアする達成感や、チームの一員として役割を認められることで「自己肯定感」を得られることができます。
支援級キッズにとってゲームは居心地のいい『居場所』になっているということです。
では、具体的にどんな風にゲームと向き合ったらいいのでしょう?!
できていることを褒める「居場所」づくり
小さなことでも、子どもの「できた!」を褒めて、おうちで成功体験をたくさん積ませてあげましょう。「命にかかわること」以外はスルーでOK。見ないフリ、否定しません!
ママが子どもの「できていること」を褒めて、おうちで毎日「肯定」のシャワーをたくさん浴びせてあげましょう!たくさん肯定することで、子どもにとって、おうちが安心して過ごす「居場所」になります。
ゲームについてとことん話す
子どもが大好きなゲームについて、たくさん話をしましょう!
「うわっ、難しそう~、すごいね!」
「何でこのゲームが好きなの?」
「どんな武器あるの?」
「なにこのキャラ?」
「今日はどうだった?」
「何かゲットできた?」
「何それ?見せて見せて」
ウザがられない程度でゲームについて聞きまくってください
きっと自分の大好きなゲームの事については、いっぱい語ってくれます。
そして、いっぱい聞いてあげてください!
大好きなママが自分の大好きなゲームに共感してくれたら、自己肯定感は爆上がりです!
終わりの時間を話し合って決める
ゲーム大好きキッズにとっては、ゲームを否定するのは、子どもの「居場所」を奪うことです。でも、好きなだけやっていいという訳にはいきませんよね?
やめなきゃいけない理由を説明して、終わりの時間だけ決めましょう!
例えば・・
元気じゃないとゲームもできないよ!
じゃあ、まずは元気に毎日過ごすことが大事だね!
元気に過ごすには、ご飯、お風呂、寝ることが大事だよね!
じゃあ、何時に寝たら元気に起きられるかな?
ゲームは何時までにするか、理由を説明したうえで話し合って決めましょう!
ゲームに前向きな提案には子ども気持ちよく答えてくれます!
※ちなみに、ゲームのしすぎで「視力が低下する」ということは証明されておらず、「眼精疲労」にはなるものの、視力への影響はないという説もあります。
※ちなみに私の知り合い(多分、ASDだと思われる・診断無し)で、小さいころからゲームが大好きで、ゲーム好きを貫いて現在、ゲームデザイナーをして、毎日ゲームをするのが仕事になっています。ゲーム好きな支援級キッズにはそんな未来もあり得ますよ!
今のうちに、ゲームとの正しい関わり方を、ストレスなく教えてあげましょう!
ゲームも居場所、おうちもリアルな安心できる居場所。
この安心できる居場所があることでことでゲームに依存しない、豊かな心が育ちます!
それこそが私たち親ができる「」ですよね
ゲームを味方につけて、子どもとのコミュニケーションを、もっともっと楽しい時間に変えましょう!
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